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ドラマ版『ジョン・ウィック』支配人ウィンストンは登場しない方針 ─ イアン・マクシェーンが認める

キアヌ・リーブス主演のスタイリッシュ・アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズのドラマ版「ザ・コンチネンタル(邦題未定、原題:The Continental)」に、映画版の主要人物であるウィンストンが登場しない方針であることがわかった。米Rotten Tomatoesのインタビューにて、ウィンストン役のイアン・マクシェーンが認めている。

「ザ・コンチネンタル」は、『ジョン・ウィック』シリーズにて象徴的に登場する「コンチネンタル・ホテル」が物語の舞台となる。一流の殺し屋をもてなす、コンチネンタル・ホテルの内外で起こる血なまぐさいドラマが描かれる予定だ。マクシェーン演じるウィンストンは、コンチネンタル・ホテルの支配人という設定。ホテルが舞台の物語に支配人が登場しないとは、いったいどういうことなのか?

このたびマクシェーンは、「ザ・コンチネンタル」への出演について尋ねられると、このように応じている。

「出ません。ボイスオーバーはやるかもしれませんが、シリーズには出ないんです。そういう話がなされていますよ。」

つまりウィンストンは、ドラマ本編には登場しないものの、声のみ登場する可能性があるというわけだ。画面には出てこないとなると、たとえば電話越しに登場する、その場には存在するが顔は出てこない、ナレーターのみ担当する…などといった可能性が考えられるだろうか。いずれにせよ現時点では、その真相はわからない。

しかし「ザ・コンチネンタル」に登場しない以上、映画シリーズの次回作『ジョン・ウィック:チャプター3 パラベラム(邦題未定、原題:John Wick: Chapter 3 – Parabellum)』におけるウィンストンの扱いがどうしても気になってくる。前作『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)の展開を受けて追われる身となったジョン・ウィックに、ウィンストンはわずかな猶予を与えていたのだ。果たして、次回作でウィンストンにどんな出来事が降りかかるのか。マクシェーンは「ハイテーブル(組織)がすごく怒っていますからね」とだけ述べている。

「ザ・コンチネンタル」の製作・放送を担当するのは、米国のケーブルテレビチャンネル「Starz」。『ジョン・ウィック』シリーズらしく、「プロの殺し屋とターゲットが繰り広げる、ガツンと来る格闘シーンと激しい銃撃戦」が見どころになるようだ。製作総指揮には映画版シリーズのチャド・スタエルスキ監督が就任しており、プロデューサーや脚本家チームもドラマ版に携わる。なお主人公ではないものの、キアヌ演じるジョン・ウィックも登場すると伝えられた

『ジョン・ウィック』ドラマシリーズ「ザ・コンチネンタル(邦題未定、原題:The Continental)」の米国放送時期は未定

『チャプター3』予告編はこちらでチェック!

Source: RT

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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