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フランク・グリロ「『ダイ・ハード』『リーサル・ウェポン』のような感動を」『コンティニュー』でのこだわり

コンティニュー
© 2019 Georgia Film Fund 72, LLC All Rights Reserved

2021年6月4日公開、フランク・グリロVSメル・ギブソン主演のSFアクション映画『コンティニュー』では、謎の殺し屋集団から死に追い込まれる同じ1日を無限に繰り返している男・ロイの格闘が描かれる。どうすればこの死のループから抜け出せるのか?なぜ狙われるのか?タイムループの中でレベルアップし真実に近づいていく。

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謎の殺し屋集団に狙われ、何度殺されても同じ朝を繰り返す謎のループに陥った元デルタフォース隊員の主人公ロイを演じるのはフランク・グリロ。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では『アベンジャーズ/エンドゲーム』などでクロスボーンズ/ブロック・ラムロウ役を演じている他、次々に出演作品が公開。ハリウッドのアクション映画では必要不可欠なほど存在感を増しているフランク・グリロだが、彼は本作の監督ジョー・カーナハンと共に制作会社「ウォーパーティー」を立ち上げ、長年2人で温めてきた企画である本作にプロデューサーとして参加している。

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グリロはカーナハンと会社を立ち上げた理由について、「ドル箱の大作シリーズとか、大物俳優とか、そういうことじゃない。良いストーリーを見つけ、それを語りながら、周りにいる誰もを幸せにするという同じ使命を持っていたから、この会社を作った」 と映画制作に対する姿勢が同じであったと説明する。

本作ではその言葉の通り、グリロとカーナハン監督を結びつけたアクション映画に対するこだわりが随所に見られる。特に『ダイ・ハード』や『リーサル・ウェポン』などの80年代アクションに強く影響を受けたといい、「僕が『ダイ・ハード』や『リーサル・ウェポン』を見たときに受けた感動をこの映画の観客に持ち帰って欲しい」と語っている。

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さらに、「この映画はアクション映画というジャンルをひっくり返すものだと思う。従来のサスペンスでも、分かりやすい単純なアクション映画でもない。アクションに加えて笑いがあり、ブラックユーモアがあり、ロイと元妻や息子との絆から生まれるシリアスなドラマがある。僕たちはこのジャンルで何か新しいものを作ろうとした。いろんな要素が入ったシチューみたいなもの」と付け加える。

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また、本作ではダメ親父という役所が見事にハマっているグリロだが、 「僕は3人の子供の父親。真面目な生活をして、家族を養っている。だから、『くたばれ!』なんて世間に向かって言うような男を演じるのは楽しい。ロイは酒を飲みたいから飲むし、女性関係がめちゃくちゃだし、けんかもする。ロイ・パルヴァーのような役を演じると、本当に解放される。これまでに関わった映画で一番楽しんだ」と自身と役柄とのギャップも強調。普段の真面目な父親業から解放されたグリロの演技にも注目だ。

映画『コンティニュー』は2021年6月4日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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