ハリウッド実写ドラマ『カウボーイビバップ』出演者決定 ─ スパイク役は『スター・トレック』『search/サーチ』ジョン・チョー

Netflix製作、日本の人気SFアニメ「カウボーイビバップ」のハリウッド版ドラマシリーズのメインキャストが発表された。Netflix Japanの公式Twitterにて告知されたほか、米国の複数のメディアが伝えている。
凄腕賞金稼ぎ<バウンティハンター>🔫
スパイク:John Choスパイクの良き相棒💪
ジェット:Mustafa Shakir美しきイカサマ師💃
フェイ:Daniella Pineda因縁の宿敵🕵️♀️
ビシャス:Alex Hassell pic.twitter.com/klDfm5oleN— Netflix Japan Anime (@NetflixJP_Anime) 2019年4月4日
1998~1999年に放送された「カウボーイビバップ」は、2071年の太陽系を舞台に、宇宙船ビバップ号で旅する賞金稼ぎ(カウボーイ)たちの活躍を描いたSFアニメ。日本のみならず海外でも高い評価を受けており、ハリウッドでの実写ドラマ化は2017年6月に報じられていた。ドラマ版「カウボーイビバップ」は全10話構成で、マンガ「ONE PIECE」(集英社刊)の実写ドラマ化も手がける米Tomorrow Studiosが製作に携わる。
発表によると、ビバップ号のクルーで賞金稼ぎの主人公、スパイク・スピーゲル役は『スター・トレック』シリーズや『search/サーチ』(2018)のジョン・チョー。その相棒であるジェット・ブラック役は、ドラマ「Marvel ルーク・ケイジ」(2016-2018)でブッシュマスターを演じたムスタファ・シャキールが演じる。
さらに、“予測不能な賞金稼ぎ”と形容されるイカサマ師フェイ・ヴァレンタイン役は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)でジア・ロドリゲスを演じたダニエラ・ピネダ、スパイクの元盟友で冷徹な殺し屋のビシャス役は『サバービコン 仮面を被った街』(2017)のアレックス・ハッセル。米Varietyによれば、ドラマ版にはビバップ号のクルーである天才ハッカーの少女、エドも登場するとのこと。キャスティングは現在進行中だという。
エグゼクティブ・プロデューサー兼ショーランナーは、『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)の脚本家ジョシュ・アッペルバウム&アンドレ・ネメック、『ヴェノム』(2018)を執筆したジェフ・ピンクナー&スコット・ローゼンバウム。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2014)『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のクリス・ヨストが第1話の脚本を担当する。またアニメ版を製作したサンライズ社も参加し、“生みの親”である渡辺信一郎監督が監修を務める。
なお米The Hollywood Reporterによると、第1話・第2話の監督は「Marvel デアデビル」(2015-2018)や「マーベル クローク&ダガー」(2018-)、ヘンリー・カヴィル主演ドラマ「ザ・ウィッチャー(邦題未定、原題:The Witcher)」などに携わってきたアレックス・ガルシア・ロペスが務める。Netflixドラマの常連者は、どんなテイストで「カウボーイビバップ」を新たに立ち上げてくれるのか。
実写ドラマ版「カウボーイビバップ」の製作・配信時期は未定。