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ハリウッド実写ドラマ『カウボーイビバップ』出演者決定 ─ スパイク役は『スター・トレック』『search/サーチ』ジョン・チョー

ジョン・チョー
Photo by NASA/Aubrey Gemignani https://commons.wikimedia.org/wiki/File:NASA_Celebrates_60th_Anniversary_with_National_Symphony_Orchestra_(NHQ201806010003).jpg

Netflix製作、日本の人気SFアニメ「カウボーイビバップ」のハリウッド版ドラマシリーズのメインキャストが発表された。Netflix Japanの公式Twitterにて告知されたほか、米国の複数のメディアが伝えている。

1998~1999年に放送された「カウボーイビバップ」は、2071年の太陽系を舞台に、宇宙船ビバップ号で旅する賞金稼ぎ(カウボーイ)たちの活躍を描いたSFアニメ。日本のみならず海外でも高い評価を受けており、ハリウッドでの実写ドラマ化は2017年6月に報じられていた。ドラマ版「カウボーイビバップ」は全10話構成で、マンガ「ONE PIECE」(集英社刊)の実写ドラマ化も手がける米Tomorrow Studiosが製作に携わる。

発表によると、ビバップ号のクルーで賞金稼ぎの主人公、スパイク・スピーゲル役は『スター・トレック』シリーズや『search/サーチ』(2018)のジョン・チョー。その相棒であるジェット・ブラック役は、ドラマ「Marvel ルーク・ケイジ」(2016-2018)でブッシュマスターを演じたムスタファ・シャキールが演じる。

さらに、“予測不能な賞金稼ぎ”と形容されるイカサマ師フェイ・ヴァレンタイン役は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)でジア・ロドリゲスを演じたダニエラ・ピネダ、スパイクの元盟友で冷徹な殺し屋のビシャス役は『サバービコン 仮面を被った街』(2017)のアレックス・ハッセル。米Varietyによれば、ドラマ版にはビバップ号のクルーである天才ハッカーの少女、エドも登場するとのこと。キャスティングは現在進行中だという。

エグゼクティブ・プロデューサー兼ショーランナーは、『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)の脚本家ジョシュ・アッペルバウム&アンドレ・ネメック『ヴェノム』(2018)を執筆したジェフ・ピンクナー&スコット・ローゼンバウム。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2014)『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のクリス・ヨストが第1話の脚本を担当する。またアニメ版を製作したサンライズ社も参加し、“生みの親”である渡辺信一郎監督が監修を務める。

なお米The Hollywood Reporterによると、第1話・第2話の監督は「Marvel デアデビル」(2015-2018)や「マーベル クローク&ダガー」(2018-)、ヘンリー・カヴィル主演ドラマ「ザ・ウィッチャー(邦題未定、原題:The Witcher)」などに携わってきたアレックス・ガルシア・ロペスが務める。Netflixドラマの常連者は、どんなテイストで「カウボーイビバップ」を新たに立ち上げてくれるのか。

実写ドラマ版「カウボーイビバップ」の製作・配信時期は未定

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Source: Variety, THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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