『クリード 炎の宿敵』ワールドプレミア、ニューヨークにて開催 ― スタローン&ドルフ・ラングレンも登場

『ロッキー』シリーズの新章として全世界で大ヒット、絶賛を受けた映画『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)の続編『クリード 炎の宿敵』が2019年1月11日(金)に公開される。
このたび本作の全米公開を2018年11月21日に控え、米国時間の11月14日(水)18:30(日本時間の15日朝8:30)より、ニューヨークのAMCロウズ・リンカーン・スクウェアにてワールドプレミアが開催された。現地から早速レポートが到着している。
『クリード 炎の宿敵』ワールドプレミア
【日程】日本時間11月15日(木)朝(現地時間11月14日(水)夜)
【会場】ニューヨークAMCロウズ・リンカーン・スクウェア
【ゲスト】シルベスター・スタローン(ロッキー・バルボア役、脚本)、 マイケル・B・ジョーダン(アドニス・ジョンソン役)、テッサ・トンプソン(ビアンカ役)、ドルフ・ラングレン(イワン・ドラゴ役)、 フロリアン・ムンテアヌ(ドラゴの息子:ヴィクター役)、スティーブン・ケイプル・Jr.監督ほか

『クリード 炎の宿敵』のワールドプレミアには、ロッキー・バルボア役のシルベスター・スタローンはもちろん、テニスプレーヤーの大坂なおみ選手が好きな俳優として名前を挙げたことでも話題となった、主人公アドニス・クリード役のマイケル・B・ジョーダンが黒いスーツと黒い蝶ネクタイで登場。
また、『ロッキー4/炎の友情』(1985)以来のシリーズ復帰となるイワン・ドラゴ役のドルフ・ラングレン、アドニスの妻ビアンカ役のテッサ・トンプソン、ドラゴの息子ヴィクターに抜擢された現役ボクサーのフロリアン・ムンテアヌ、そして新鋭スティーブン・ケイプル・Jr.監督も登場した。
取材に応じたマイケル・B・ジョーダンは、大坂なおみ選手についてメッセージを求められると「君のチケットもあったのに残念だ! でも、仕事で忙しいのは仕方ないですよね。素晴らしい業績も知ってますよ、おめでとう。次回は必ず来て!」とラブコール。日本のファンには作品の見どころとして、「前作からそれぞれの人物が成長したし、ビアンカやロッキーとの関係性、自分自身との向き合い方、父親とのこと、とにかくいろんな傷の修復や成長が見える。アクションもあるし、ドラゴたちも戻ってきた。恨みもあればリベンチマッチもある。とにかくフルコースですよ」と述べた。
33年ぶりにイワン・ドラゴ役を演じたドルフは、「こんばんは、ジャパン」と日本のファンに笑顔で挨拶。スタローンとの5度目の共演について「本当に特別だった。33年越しでドラゴとしてロッキーと対決できて本当に幸せですよ。『エクスペンダブルズ』では味方同士だったので。彼(スタローン)は聡明で影響力があって、でも親しみやすく、俺やフロリアンにアドバイスをくれましたよ」と話している。
イワンの息子であるヴィクター・ドラゴ役を演じたフロリアンは、豪華キャストとの共演について「撮影中はみんなが助け合っていて、誰もエゴのある人はいませんでした。家族みたいにまとまっていて、お互いにサポートしながらいい作品にする事だけを目指していたんです。マイケルと監督は兄弟のように近い関係で、年齢も近かったですしね。もちろんスタローンやドルフといった、伝説を作ってきた人たちから学ぶ事も多かったですよ。この作品に関われて本当に嬉しいんです」と語った。
ライムグリーンのドレスを身につけたテッサ・トンプソンは、「この色にハマってるのは、今のエキサイティングな時代には女性の大胆さが求められているから、存在感を示し、声を大にして、強烈な印象を与えることが必要だと思ったんです」と存在感をアピール。本作の劇場公開を控えて「すごく興奮してます。こういう作品を作るのは大好きだし、また出られてすごく嬉しい」とコメントした。
『クリード 炎の宿敵」ワールドプレミア ギャラリー







主人公アドニス役は、前作に続き『ブラックパンサー』(2018)の悪役も記憶に新しいマイケル・B・ジョーダン。ロッキー役のシルベスター・スタローン、イワン・ドラゴ役のドルフ・ラングレンが復活するほか、イワンの息子ヴィクトル役にはルーマニア人ボクサーのフロリアン・ムンテアヌが起用された。ビアンカ役のテッサ・トンプソン、養母メアリー役のフェリシア・アシャッドらが前作から続投する。監督は新鋭スティーブン・ケープル・Jr.。前作を手がけたライアン・クーグラーは製作総指揮を務める。
映画『クリード 炎の宿敵』は2019年1月11日(金)より全国ロードショー。
『クリード 炎の宿敵』公式サイト:http://www.creedmovie.jp