『クリード3』、邦題『クリード 過去の逆襲』で5月26日日本公開決定

『ロッキー』シリーズ新章『クリード』最新作となる『CREED III』が、邦題『クリード 過去の逆襲』として2023年5月26日に日本公開となることが決定した。
ロッキーの魂を引き継ぎチャンプとなった彼の前に現れたのは、封印した“己の過去”だった…。シルベスター・スタローンからサーガ―を託された主演のマイケル・B・ジョーダンが初監督。スポーツ映画初、IMAX認証デジタルカメラでの撮影も敢行した。ド迫力のファイトシーンは、まるでリングサイドにいるかのような圧巻の臨場感を与えている。
本作は、クリード自身が家族にも封印していた少年期の重大な過ちが描かれている。この事件によってムショ生活を強いられた幼馴染のデイミアンは、クリードへの復讐を誓って、全てをぶっ壊し彼のキャリアを奪おうとする。成功者と落伍者、正反対の人生を歩んだ男たちの魂の死闘のゴングが鳴るときが迫る。アメリカ版ポスターのコピーにもYou can‘t run from your past(過去からは逃げられない)と刻まれている通り、決して逃れることの出来ない過去が、サーガの中で最も重要なキーワードとなっている。
2月16日にはイギリス・ロンドンのシネワールド・レスタースクエアでUKプレミアが開催。監督・主演を務めたアドニス・クリード役のマイケル・B・ジョーダン、クリードの妻であるビアンカ役のテッサ・トンプソン、クリードの幼馴染であり、彼に復讐を誓うデイミアン役のジョナサン・メジャースが登場した。
イギリスと言えば、記念すべき第1作の『クリード チャンプを継ぐ男』の最終決戦の地であり、久しぶりに凱旋を果たしたことになる。
監督デビュー作として、なぜこの作品を選んだのか?と問われたマイケル・B・ジョーダンは「私にとってこの作品は完璧な作品で、個人的に思い入れがあったんです。私が過去に3回演じた唯一のキャラクターですから。それに、まだ語るべきこともあったし、このフランチャイズをどうしたいかというビジョンがありました」と返答。「前2作の監督だったライアン・クーグラーやスティーブン・ケイプル・Jr.からも長年にわたって多くのことを学びました」とクリードへの熱い思いを語ると、「イギリスはいつも温かく迎い入れてくれて、ホームのようです。溢れるエネルギーが大好きです。」と久しぶりの凱旋に興奮を隠せない。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』では史上最凶の敵、征服者カーンを演じることから話題沸騰中のジョナサンは「ロッキーとクリード両方のDNAを持っていて、普遍的な物語です」と本作の魅力を語り、劇中のマイケル・B・ジョーダンとの関係性については「兄弟と親友を掛け合わせて、それにボクシンググローブをはめたような関係性」と答えた。
『クリード 過去の逆襲』は2023年5月26日、日本公開。
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