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エマ・ストーン主演『クルエラ』パンク全開の劇中映像が米公開「トラブルを起こしたい」

クルエラ
https://youtu.be/CpO4w3nb7zI

ディズニー映画『101匹わんちゃん』悪役クルエラの前日譚を、『ラ・ラ・ランド』(2016)のエマ・ストーン主演で実写映画化する『クルエラ(原題:Cruella)』の新たな劇中映像が、2021年3月15日(日本時間)に開催された第63回グラミー賞授賞式の場でお披露目となった。

1970年代、パンクロックのムーブメントが起こるロンドン。若き詐欺師のエステラは、クレバーかつクリエイティブな女性であり、自らのデザインで有名になろうと決意していた。悪事を求める彼女に興味を持った若い泥棒ふたりとともに、エステラはロンドンのストリートで人生を切り開いていく。

そんなある日、エステラのファッションへの情熱に、飛び抜けて“上品かつ高級”な業界のレジェンド、バロネス・フォン・ヘルマンが注目する。ところが二人の関係は、あらゆる出来事を呼び起こし、ついにはエステラの邪悪な一面を覚醒させることに。かくして彼女は、騒々しくてファッショナブル、復讐に燃えるクルエラへと変わっていくのだった。

「ここはチャンスに満ちた世界」「私はこの人生でもっと得るはずだった」。野心を抱いて新たな世界に足を踏み入れたクルエラだったが、自身が持つ大きな望みと反して、苦労している模様。「私は芸術を作りたい。トラブルを起こしたい」と呟くクルエラはその望みどおり、バロネスの晴れ舞台にバイクで乱入し、「未来(The Future)」という文字をかたどったパンクメイクでさっそうと登場。すると、あたり一面が真っ暗になり、建物に「クルエラ」の文字が映される。会場ジャックしてしまったクルエラだが、業界の重鎮であるバロネスは険悪な表情を浮かべている…。

おなじみのクルエラ・ド・ヴィルの若き日を演じるのはエマ・ストーン。クルエラの手下・ホーレス役を『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)『リチャード・ジュエル』(2019)のポール・ウォルター・ハウザー、ジャスパー役を『イエスタデイ』(2019)のジョエル・フライ、そしてバロネス・フォン・ヘルマン役を名女優エマ・トンプソンが演じ、さらに『キングスマン』シリーズのマーク・ストロング、『リトル・ジョー』(2019、日2020)のエミリー・ビーチャムも登場する。

監督は『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)のクレイグ・ギレスピー。脚本は『女王陛下のお気に入り』(2018)のトニー・マクナマラ、『ベガスの恋に勝つルール』(2008)のデイナ・フォックスが執筆した。早くもSNSでは「ディズニー版『ジョーカー』誕生か」との声も上がっている、リアルなタッチで“悪の誕生”を描く一作に注目だ。

製作総指揮には、実写映画『101』(1996)でクルエラ役を演じたグレン・クローズも参加。作品のカギとなる衣裳デザインは、『眺めのいい部屋』(1985)『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)でアカデミー賞に輝くジェニー・ビーヴァンが務めた。

映画『クルエラ(原題:Cruella)』は2021年5月28日に日米同時公開。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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