ベネディクト・カンバーバッチ、「ワンダヴィジョン」がっかりファンに「ごめんなさい」

「ワンダヴィジョン」に登場すると一部ファンの間で熱烈に盛り上がられていたドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチが、「ガッカリさせてごめんなさい」と謝った。
本記事には「ワンダヴィジョン」の内容が含まれています。
物語全体を通してサプライズが仕掛けられた「ワンダヴィジョン」では、最終話が近づくにつれて、ドクター・ストレンジのサプライズ登場への大きな期待が見られていた。この盛り上がりは、一部のキャストも認識していたようで、ヴィジョン役のポール・ベタニーは以前、ファンが唱えるストレンジ登場説について言及していた。
もっともファンの願いも叶わず、「ワンダヴィジョン」はドクター・ストレンジが登場しないまま幕を下ろした。残念に思う人もいただろうが、ウワサの的であったベネディクト・カンバーバッチがそんなファンたちに気遣いを見せている。
米YouTube番組に出演したカンバーバッチは、ホストより「私たち全員が実現すると思っていたんです。ファンがこう思っているのを知っていたんですか?」と、ストレンジのカメオ登場説について尋ねられると「なんとまあ」と反応し、申し訳無さそうな表情で「ガッカリさせてごめんなさい」と一言。一方で、ファンが期待できるような言葉をかけてもいる。
「そうなってたら面白かったでしょうね。リジー(エリザベス・オルセン)の映画(『ドクター・ストレンジ』続編)への関与に繋げられたでしょうし。ただ、これから全部やって来ます。いまはその途中で、クリスマス前から撮影していますから。とっても楽しみですよ。」
「ワンダヴィジョン」への盛り上がりぶりは、制作陣の懸念材料になっていたようで、監督のマット・シャクマンは最終話配信前、物語の展開に「期待外れと思う人たちも多く出てくる」と予想していた。もっとも、「これからやってくる」というカンバーバッチの言葉どおり、『ドクター・ストレンジ』続編では、いよいよマルチバースが実現する模様。期待しすぎには注意だが…。
Source: Jake’s Takes