『アクアマン/失われた王国』バルコ役ウィレム・デフォーは続投せず

邦題と予告編映像が届けられたばかりのDC『アクアマン/失われた王国』に、前作『アクアマン』(2018)に登場したバルコ役のウィレム・デフォーは続投しないことがわかった。2作で監督を務めるジェームズ・ワンが米Entertainment Weeklyに明らかにしている。
デフォーが演じたバルコは海底王国アトランティスの参謀で、主人公アーサーに戦闘術を伝授した。本編の過去シーンで、デフォーにデジタル若返りを施した姿でも登場している。復讐や摩擦が交錯する物語の中で、バルコは主人公や観客の拠り所として機能した。
ワン監督は、「ウィレムは本作には登場しません」と伝えながら、その理由として「彼のスケジュール都合が合わなかったためです」と話している。残念ながらバルコは物語に戻らないが、その代わりにニコール・キッドマンが演じたアトランナ前王女の「役割を拡大することができた」と続ける。バルコが務めた役割を、アトランナが引き継ぐような部分があるようだ。「本作でアトランナは、究極的にはアーサーのアドバイザーとなる。アーサーはこの世界の人間ではないので、世界や政治がどう動くのか、彼が理解する手助けをするのです」。
アーサー・カリー/海底アトランティス帝国の王アクアマンを演じるのは、前作に引き続きジェイソン・モモア。『ワイルド・スピ―ド/ファイヤーブースト』(2023)のヴィラン、ダンテ役が記憶に新しいモモアが最強にパワーアップして復活する。また、オーム役のパトリック・ウィルソン、アトランティスの女王メラ役のアンバー・ハード、アクアマンの母であり戦士アトランナ役のニコール・キッドマンと、前作のキャストも揃って続投する。

『アクアマン/失われた王国』は2024年1月全国ロードショー。
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Source:Entertainment Weekly