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『スター・ウォーズ』レイ役デイジー・リドリー、「もしオフィーリアが死ななかったら?」新作で『ハムレット』オフィーリア役に挑戦中

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にはじまる“『スター・ウォーズ』新3部作”で主人公のレイを演じるデイジー・リドリーが、新作『オフィーリア(原題:Ophelia)』で、かの有名なシェイクスピア戯曲『ハムレット』のオフィーリア役に挑戦中だ。このたびハリウッド・レポーター紙は、劇中でのデイジーの姿を公開している。

ところがこの『オフィーリア』、いわゆる『ハムレット』のストーリーとは一味もふた味も異なるようである。なぜならこのオフィーリアは、ハムレットの恋に破れて錯乱し命を落とすのではなく、服と秘密を抱えて逃げ出していくというのだ……。

これは本当に『ハムレット』なのか?

本作『オフィーリア』は、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ハムレット』をリサ・クラインが翻案した同名のヤングアダルト小説を原作としている。舞台は14世紀ながらセリフはすべて現代語ということで、原作にはとっつきにくい印象のある人にもきっと受け入れやすい作品になるだろう。

それもそのはず、本作『オフィーリア』は「もしオフィーリアが死ななかったら?」という大胆な前提の作品だ。しかも主人公のオフィーリアは女王に最も信頼されている女官という設定のうえ、その美貌と知性でハムレットを魅了してしまう……って、それは本当に『ハムレット』なのか?

『オフィーリア』にはデイジーのほか、ナオミ・ワッツ(女王ガートルード役)、クライヴ・オーウェン(王クローディアス役)、ジョージ・マッケイ(ハムレット役)、『ハリー・ポッター』のマルフォイでおなじみトム・フェルトン(レアティーズ役)、デヴォン・テレル(ホレイシオ役)が出演。監督を務めるのは女性監督クレア・マッカーシー、脚本を執筆するのはドラマ『マッドメン』などのセミ・チェラスだ。

ちなみにデイジーは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のほか、ケネス・ブラナー監督・主演による『オリエント急行殺人事件』の公開も控えている。どちらも2017年12月公開なので、年末はデイジー・リドリーの二つの顔を見ることができそうだ。

Source: http://www.hollywoodreporter.com/news/ophelia-first-look-daisy-ridley-is-hamlets-forbidden-lover-image-cannes-2017-1005454
http://screenrant.com/ophelia-daisy-ridley-hamlet-reimagining/
Eyecatch Image: https://twitter.com/THR/status/866141772283609089/photo/1

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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