マット・デイモン、『オーシャンズ14』にやる気「いつでも戻る意志はある」 ─ キャスト2人の他界、「これをどう解決するか次第」とも

製作の可能性が伝えられていた『オーシャンズ』シリーズの続編『オーシャンズ14(仮題)』について、前3作でメインキャストを務めたマット・デイモンが意欲を示している。直近では、同じくメインキャストのドン・チードルが可能性について言及していた。
スティーブン・ソダーバーグ監督が手がけてきた『オーシャンズ』シリーズは、2001年に第1作『オーシャンズ11』、2004年に第2作『オーシャンズ12』、2007年に第3作『オーシャンズ13』が公開。11年後の2018年には、ジョージ・クルーニーが演じたダニーの妹デビーを主人公とする『オーシャンズ8』が製作されているが、メインシリーズからは独立したストーリーが展開された。
2021年7月上旬、爆発物の専門家バシャーを演じたチードルが、自身の最新作『No Sudden Move(原題)』で再タッグを果たしたソダーバーグ監督と撮影現場で交わした会話について振り返っていた。いわく、「また(『オーシャンズ』を)作れる道があるかもしれない”と言っていた」というのだ。チードル自身も、「メイングループのみんなは乗ってくれるのでは」と前向きであった。
それから1ヶ月足らずで、さらなるオーシャンズのメンバーが『オーシャンズ14』について言及した。凄腕のスリ師ライナスを演じたデイモンが、米ラジオ番組SiriusXMにて「『オーシャンズ13』の撮影を終えたちょうどその日から、『オーシャンズ14』への準備は出来ていますよ」とやる気を見せたのである。
もっとも、デイモンが「僕たちはバーニーとカール、ギャングのメンバーを2人亡くしていますから、どうやってやるのかというのが常に考えどころでしたね」とも話すように、前作『オーシャンズ13』から現在までに、フランク役のバーニー・マックと、ソール役のカール・ライナーが他界している。続編を作るにしても、オーシャンズの2人が不在となるのだ。デイモンは、「素晴らしい脚本家たちがこれをどう解決するか次第ですね」と可能性を見出している。
また、デイモンによれば、ダニー役のジョージ・クルーニーやラスティー役のブラット・ピットをはじめ、メインキャストたちとは「今でも連絡を取り合っている」のだとか。これを踏まえ、デイモンは「映画を通して素晴らしい友情を築いたので、間違いなく僕たちはいつでも戻る意志はあると思います」と改めて意欲を見せた。
Source: SiriusXM