ダニエル・クレイグ、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開延期を支持 ─ 未来のジェームズ・ボンド俳優にもアドバイス

『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の世界公開が2020年から2021年に延期された。大幅な公開延期に対する様々な意見や不満が飛び交う中、ジェームズ・ボンド演じるダニエル・クレイグが、米テレビ番組「The Tonight Show(原題)」に出演し、今回の決断について自身の見解を述べた。
「(新型コロナウイルスは)全員にとって想像を超える程の脅威です。私たちは本作を正しく安全な方法で、皆さんに観に行って欲しいだけなんですよ。ただ、世界中の映画館は現在も閉鎖しています。世界同時に公開したいと考えているので、今はその時ではないということですね。(2021年)4月2日に公開できるように祈りましょう。」
なお、ダニエル・クレイグはジェームズ・ボンド役を演じる最後の作品について、「出来る事は全てやり尽くしました」と語っている。
「最後にこの役を再び演じる事が出来て光栄でした。決着をつけないといけない部分も沢山ありましたからね。物語が完結していないようにも感じて……ただ、休息が必要だった事は認めます。一度、しばらく離れる必要がありました。その後、今後の展開や出来る事、物語の終着点について話し始めましたね。」
また、“未来のジェームズ・ボンド俳優”に対して、「台無しにしないように(Don’t f**k it up)」と放送禁止用語でアドバイス。「美しくて、最高ですからね」。
Daniel Craig has some advice for the future #JamesBond… 👀 #FallonTonight pic.twitter.com/JIUuTzr1dh
— The Tonight Show (@FallonTonight) October 6, 2020
▼『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の記事
ダニエル・クレイグ版『007』一番人気は『スカイフォール』に決定 ─ 読者が選ぶベスト作品はコレだ クレイグ・ボンドの功績を讃えよう 『007』60周年リバイバル上映、豪華ラインナップが発表 ─ 『ロシアより愛をこめて』『ゴールデンアイ』『スカイフォール』など10作 BOND IS BACK! 『007』ベスト映画は『スカイフォール』、ジェームズ・ボンド俳優ベストはショーン・コネリー ─ 英調査 次期ボンド人気も 『トップガン マーヴェリック』グラミー賞候補に ─ 第65回ノミネーションが発表 今年も注目ですよ 『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』主題歌、元々はエド・シーランの予定だった?「曲を書き始めていた」が変更に 聴いてみたかったね
Source: Variety , The Tonight Show