「デアデビル:ボーン・アゲイン」にフォギーとカレンは続投しない見込み

ディズニープラスで準備中の新ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」に、旧シリーズで主要キャラクターだったフランク・“フォギー”・ネルソン役のエルデン・ヘンソン、カレン・ペイジ役のデボラ・アン・ウォールは続投しないようだ。
米The Hollywood Reporterはこのほど、「パニッシャー」(2017-2019)主演のフランク・キャッスルがパニッシャー役で「ボーン・アゲイン」に続投すると伝えたが、その中で「『デアデビル』の他の出演者たちは復帰しない見込みだ。カレン・ペイジとフォギー・ネルソン役のデボラ・アン・ウォールとエルデン・ヘンソンは名簿に名がない」とも記した。これらのキャラクターがストーリーの中でリキャストされて再登場するのか、あるいは除外されるのかは不明だという。
フォギーとカレンは、旧シリーズ「デアデビル」で欠かせない存在だった。フォギーは主人公マット・マードックと大学時代からの親友で、共に法律事務所『ネルソン&マードック』を開業するパートナー。カレンはそこで秘書を務めながら、マットとのロマンスも展開させた。デアデビルは1人では立ち向かえぬ巨悪と戦い続けたが、その背中を常に支えたのはフォギーとカレンだ。
カレン役のウォールはかねてより「ボーン・アゲイン」への続投に意欲的だった。シリーズは権利都合で突如打ち切り終了となっていたこともあり、「Netflix版でやり残したことがある」としてオファーを心待ちにしていた。マット役のコックスも、助演役者たちについて「ドラマの心臓部だった」と話し、再びの共演を望んでいた。
今のところ「ボーン・アゲイン」が、旧シリーズに対してどのような位置付けになるのかは、まだよくわかっていない。徐々に新キャストが発表されている中、マットの新恋人を演じるとされる俳優もアナウンスされている。2023年よりニューヨークで撮影を開始し、2024年にディズニープラス配信予定だ。
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Source:The Hollywood Reporter