「ウォーキング・デッド」ダリルとキャロルが再会 ─ 「ダリル・ディクソン」シーズン2で実現

「ウォーキング・デッド」(2010-2022)人気コンビ、ダリル&キャロルの再会がついに実現することとなった。
ノーマン・リーダス演じるダリルを主人公としたスピンオフ「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」のシーズン2に、キャロル役メリッサ・マクブライドがレギュラー出演することが決定。「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン ― ザ・ブック・オブ・キャロル」と題されたシーズン2は、2024年に米リリース予定だ。米Deadlineなどが報じた。
この記事には、「ウォーキング・デッド」最終回の内容が含まれています。

ダリル&キャロルといえば、「ウォーキング・デッド」全シーズンに登場した重要キャラクターであり、作中でお互いを「親友」と呼び合う仲良しコンビだ。シリーズ最終回では、キャロルがコミュニティに残る一方、ダリルはひとりで旅立つことに。ふたりは別れを惜しみながら「愛している」と言い合い、また会うことを約束。キャロルは切ない表情を浮かべ、バイクで走り去るダリルを見送っていた。
今回の発表が行われたニューヨーク・コミコン2023にて、マクブライドは「キャロルの物語には、まだ語るべきことがたくさんあるとわかっていました。親友のダリルが走り去っていくのを見て、彼女がとても動揺しているのを感じたからです」とコメント。「別々であっても、一緒であっても(願わくば!)、彼らの物語には深みがある。キャロルの旅路をここで続けられることに、とても感激しています。脚本家チームは、すでに確立されたふたりのキャラクターたちを、まったく新しい世界に着地させるために素晴らしい仕事をしてくれました」と語った。
なお、本作は元々ダリル&キャロルに焦点を当てたスピンオフとして企画されていたが、2022年4月にマクブライドが地理的な問題で降板。しかしその後、サンディエゴ・コミコン2022にてリーダスが「ダリルとキャロルの物語はまだ終わっていない」と発言し、何らかの進展があることを示唆していた。ついにダリル&キャロルの物語が再開するシーズン2では、一体どのような展開が待っているのだろうか?
本作は、「ウォーキング・デッド」最終回で文明都市コモンウェルスを去ったダリルのその後を描く物語。フランスに漂着したダリルは、ここに来た理由を考えながら故郷へ帰る道を模索する。しかし旅の道中で生まれた人とのつながりが、彼の最終的な計画を複雑にしていく。
キャストはリーダスのほか、『TENET テネット』(2020)のクレマンス・ポエジー、『ガンパウダー・ミルクシェイク』(2021)のアダム・ナガイティス、「リエゾン」(2023-)のエリック・エブアニーらが出演。ショーランナーは「ER 緊急救命室」(1994-2009)のデヴィッド・ザベルが務め、製作総指揮はリーダス、ザベル、スコット・M・ギンプル、グレッグ・ニコテロ、アンジェラ・カンらが担当する。
「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」シーズン1は、2023年10月20日(金)00:00よりU-NEXTにて独占配信開始。
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Source:Deadline