『シャザム!』監督、再びホラー映画を製作へ ─ 森の中で悪魔と対決する神父を描く

『ライト/オフ』(2016)『シャザム!』(2019)のデヴィッド・F・サンドバーグが、新作ホラー映画『The Culling(原題)』で監督を務めることがわかった。米Deadlineが報じている。
本作は米ライオンズゲートが権利を獲得した、新人作家ステファン・ハーマンによる脚本の映画化。子供の頃に悪魔から家族を脅かされ、苦悩する神父の姿が描かれる。悪魔との“最後の戦い”に備えて、神父は森の中にある小屋に籠もるが……。
プロデューサーにはサンドバーグの他、妻で女優のロッタ・ロステン、『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018)のクリス・ベンダーとジェイク・ワイナーが就任。なお、サンドバーグは『シャザム!』続編の製作も控えている。今回の報道では『The Culling』の撮影時期について言及されていないため、どちらが先に製作されるかは不明だ。
今となっては『シャザム!』の監督としての印象が強いサンドバーグだが、元々は『ライト/オフ』『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)などのホラー映画を手掛けたことで名を馳せた人物だ。新型コロナウイルスの影響で自宅隔離を余儀なくされている中でも、妻ロステンと共に『Shadowed(原題)』『Not Alone In Here(原題)』といった、2本の短編ホラー映画を手掛けている。つまり、サンドバーグにとって本作は原点回帰作とも言えそうだ。
Source: Deadline