DC新ドラマ『メトロポリス』製作決定!『GOTHAM/ゴッサム』製作陣がスーパーマンの登場以前描く

米ワーナー・ブラザース・テレビジョンとDCコミックスが、新ドラマ『メトロポリス(原題:Metropolice)』の製作を発表した。2019年、DCコミックスの提供するストリーミング・サービスにて配信されるという。
本作はスーパーマンが登場する以前の“スーパーマンの故郷”メトロポリスを描くストーリーで、主人公となるのは、のちにスーパーマンの恋人となるロイス・レーンと、のちに宿敵となるレックス・ルーサー。二人が科学の世界に迫るとともに、メトロポリスという街に隠された闇と秘密を紐解いていく、全13話の物語になるようだ。なおDCコミックスは、本作の発表にともなってアートを公開している。
Explore the City of Tomorrow before Superman’s arrival in METROPOLIS — a live-action #DCTV series set to premiere exclusively on DC’s upcoming digital service in 2019: https://t.co/VgdpsD7qqS pic.twitter.com/j2gl2cFgNQ
— DC (@DCComics) 2018年1月30日
DCコミックスを原作・原案とするドラマを見ている人ならば、きっと本作『メトロポリス』のコンセプトが、バットマンの登場以前を描いたドラマ『GOTHAM/ゴッサム』(2014-)に似ていることに気づくだろう。それもそのはず、本作の製作総指揮を務めるのは『GOTHAM/ゴッサム』のジョン・スティーブンス&ダニー・キャノンなのである。第1話(パイロット版)では二人が脚本を執筆し、監督はキャノンが担当する。
ただし今回の発表では、『メトロポリス』が『GOTHAM/ゴッサム』と同じアプローチである一方、その作風は異なるものになることが強調されている。宇宙や科学の方面に根を下ろした「スーパーマン」のキャラクターが中核を担うわけで、『GOTHAM/ゴッサム』のようなリアル路線にはならないということだろうか。
なおスーパーマンの前日譚を描くドラマとしては、2018年3月より『クリプトン(原題:Krypton)』が米国にて放送される予定。同じ前日譚ではあるものの、『クリプトン』はスーパーマンの祖父を描くストーリーとあって、その方向性はまったく被らないようだ。
ドラマ『メトロポリス』は2019年にDCコミックスのストリーミング・サービスにて配信予定。なお同サービスでは、オリジナル・ドラマ作品の第1弾として『タイタンズ(原題:Titans)』が2018年に配信される。
Sources: http://www.dccomics.com/blog/2018/01/30/announcing-metropolis-dcs-newest-live-action-tv-series
http://collider.com/metropolis-tv-series-gotham-producers/
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