新生DCユニバース、新しい世界の「地図」を製作中 ─ ジェームズ・ガン、巨大な構想を示唆

新生DCユニバースには、“ユニバース”の名にふさわしい広大な世界が用意されることになりそうだ。DCスタジオのクリエイティブ面を統括するジェームズ・ガンが、巨大な世界観の構想があることを示唆した。
きっかけは、ガンのThreadsにファンのひとりが「DCUの土地にはどんな構想がありますか? 地図上にはヒーローたちが活動する街がいろいろありますが、彼らはお互いを認識している? コミックのように国全体に広がっているんですか?」と尋ねたこと。これに対し、ガンは「非常に詳細な地図をつくっているところです」と応答した。
投稿者: @jamesgunnThreadsで見る
ガンが構想する新生DCユニバースは、映画のみならず、ドラマやアニメ、コミック、ゲームまで、あらゆるメディアを横断するひとつの世界観となる見込み。従来のDC映画ユニバースよりも巨大な世界が構築されることになりそうだ。ガン自身はこれまでユニバースの立ち上げに携わったことはないが、マーベル傘下での代表作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでは、作品ごとに特徴的な惑星などの舞台設定を用意してきた。作品単位での世界構築には一定の実績があるだけに、統括役としての技量にも注目が集まることになるはずだ。
すでに、ガンは新生DCユニバースの第1章“Gods and Monsters”にて、自身が監督・脚本を手がける『スーパーマン:レガシー(原題)』をはじめ、アンディ・ムスキエティ監督による新バットマン映画『バットマン:ブレイブ・アンド・ボールド(原題)』、ワンダーウーマンの故郷を舞台とする「パラダイス・ロスト(原題)」など多数の企画を進行中。それぞれがどんな舞台で展開するのか、いずれ起こるであろうクロスオーバーがどうなるか、今から期待が高まる。