『デッド・ドント・ダイ』全国公開が延期に ─ 新型コロナウイルスの状況鑑みて

2020年4月3日(金)に予定されていた、映画『デッド・ドント・ダイ』の全国公開が延期となった。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、また来場者の安全と健康を第一に考慮しての判断だという。
延期後の全国公開日は、決まりしだい告知される。また、購入した前売券(ムビチケオンライン券/ムビチケカード)は、延期後の上映にも使用可能とのこと。なお本作は、3月27日(金)からTOHOシネマズ 日比谷にて先行上映がスタートしており、こちらの上映は劇場営業日については継続される(予定)。詳細は劇場ウェブサイトにて。
『デッド・ドント・ダイ』
アメリカの田舎町センターヴィルに、何やら恐ろしい影が……。たった3人だけの警察署で働くロバートソン署長とピーターソン巡査は、ダイナーでの変死事件を皮切りに、思わぬ事態に巻き込まれていく。墓場から死者たちが次々と蘇り、町に溢れはじめる。どうやら彼らは生前の活動に引き寄せられているようなのだ。そこに救世主のごとく現れたのが、日本刀を携えた葬儀屋のゼルダ。一同は増殖しつづけるゾンビたちに立ち向かうが、最後に待ち受けるのは、希望か、それとも絶望か。

主演は『ゴーストバスターズ』『ゾンビランド』などでホラーコメディは十八番、ジャームッシュ監督とは3度目のタッグとなる名優ビル・マーレイと、『スター・ウォーズ』シリーズや『マリッジ・ストーリー』(2019)のアダム・ドライバー。監督の前作『パターソン』に続いての再タッグとなる。共演者にはティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツら“ジャームッシュ常連組”から、セレーナ・ゴメス、ダニー・グローヴァー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズほか豪華キャストが集結。ロックミュージシャンのイギー・ポップ、公私ともに長年のパートナーであるサラ・ドライバーなど、監督とゆかりの深いメンバーも加わった。