『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ルッソ監督が製作、ドラマ『デッドリー・クラス』第1弾映像公開

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のアンソニー&ジョー・ルッソ監督が製作総指揮を務める、ドラマシリーズ『デッドリー・クラス(原題:Deadly Class)』の第1弾映像が米国にて公開された。
リック・リメンダー&ウェス・クレイグによる同名グラフィックノベルを実写化する本作『デッドリー・クラス』は、1980年代後半を舞台に、路上生活を続けていた少年が暗殺者を養成する学園「キングス・ドミニオン」で過ごす日々を描く物語。
世界各国の犯罪組織から次世代を担う少年少女が送り込まれている学園で、主人公は厳しいカリキュラムや人々の派閥争い、そして思春期の不安定さに耐えながら、自らの倫理を守り抜くことができるのか……。
The Russo brothers’ new TV series based on Image’s best-selling graphic novel is coming to @SYFY. Watch the #DeadlyClass trailer now. pic.twitter.com/LpZkzpKSB4
— Deadly Class (@DeadlyClassSYFY) 2018年5月14日
このたび公開された映像は、『デッドリー・クラス』の本編映像をはじめ、アンソニー&ジョー・ルッソや、パイロット版の脚本を担当する原作者リック・リメンダーのインタビューによって構成されている。ジョーは原作のグラフィックノベルについて賞賛の声を惜しまない。
「『デッドリー・クラス』は、これまでに読んだ成長譚の中でもすごくひねりが効いていました。10代のキャラクターや、そのころ誰もが感じる疎外感が描かれた素晴らしい作品なんです。初めて読んだ時には驚きました。[中略](ドラマ版は)誰もが共感できる、心を打つ成長の物語になります。こんな作品はテレビにはありませんよ。」
映像を見ればわかるように、『デッドリー・クラス』はファンタジックな要素をどこか漂わせながらも、アンソニー&ジョーがマーベル・シネマティック・ユニバースで示したような、鮮やかなアクション演出をふんだんに取り入れた作品になりそうだ。アンソニーは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)を参照しながらこう述べる。
「ありとあらゆる感覚を融合させます。『ウィンター・ソルジャー』のような激しいアクションから非常にバカバカしいトーンまで、すべてにまたがった作品なんです。」
本作には学園長のマスター・リン役で『ドクター・ストレンジ』(2016)や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のベネディクト・ウォン、主人公マーカス役でベンジャミン・ワズワース、ヤクザの娘サヤ役で『X‑MEN:アポカリプス』(2017)のラナ・コンドルが出演。そのほか、社交的だが自己顕示欲の強いマリア役のマリア・ガブリエラ・デファリア、誠実で思慮深いギャング・ウィリー役のルーク・テニー、汚職警官の息子ビリー役のリアム・ジェームズ、麻薬カルテルの息子チコ役のマイケル・デュヴァルらが脇を固める。
ドラマ『デッドリー・クラス』はSyfyにて2019年に米国放送予定。
Source: Deadly Class