『デッドプール2』紆余曲折を経てついに撮影終了 ─ 「ほぼ全シーンに小ネタあり」

ダークホース的ヒットを飛ばした2016年のマーベル原作映画『デッドプール』続編の撮影が終了した。脚本家のレット・リーズ氏が自身のTwitterで報告した。
That’s a wrap! Deadpool 2 is in the can!
— Rhett Reese (@RhettReese) 2017年10月14日
また、主演のライアン・レイノルズも自身のFacebookで舞台裏写真の数々と共に報告している。書き込みによると、「ほぼ全シーンに小ネタがある」とのことだが…。
続編『デッドプール2』は、撮影開始前から波乱の絶えない作品となった。2016年10月には、一作目を手掛けたティム・ミラー監督が続編から降板。理由は主演のライアン・レイノルズとの創作上の相違だと報じられた。これにより製作スケジュールに大幅な変動が発生し、翌11月には撮影の延期、ならびに音楽を手掛けたジャンキーXLも離脱している。後任監督には、『ジョン・ウィック』のデヴィッド・リーチが任命された。
2017年6月17日に撮影開始となったが、現地時間8月14日の朝、バイク走行シーンの撮影で不慮の事故が発生、「ドミノ」役を務めた女性スタントマンが亡くなってしまった。撮影は一時休止となったが、2日後に再開していた。
紆余曲折を経てようやく撮影が終了した『デッドプール2』では、デッドプールがコミックでもお馴染み名コンビのケーブルとタッグを組み、原作コミックアーティストのロブ・リーフェルドにして「コミック版の”ラッシュアワー”」と形容されるバディ・アクションを魅せる。
映画『デッドプール2』は全米で2018年6月1日公開予定。