『デッドプール3』も相変わらずのデッドプールだとドーピンダー役 ─ 「ハードなR指定満載で、変わってない」

満を持してマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に殴り込み参戦を果たす『デッドプール3(仮題)』に、お馴染みタクシー運転手のドーピンダー役で続投するカラン・ソーニが、ディズニー傘下となる第3作のトーンについて語った。
米Comicbook.comのインタビューに登場したソーニは撮影中の3作目について、「他の2作と同じです」と相変わらずの絶好調宣言。「ハードなR指定ですよ。そういう要素が満載なので、大きな違いは感じません」と、安定のデップー路線となっていることを予告した。MCUへの参入で、お喋りな傭兵ことデッドプールの下ネタ炸裂&俺ちゃん節が消えてしまうのでは……と、心配していたファンにとっては朗報に違いない。
なおソーニは、旧20世紀フォックス製作の前2作では脚本を渡されていたが、3作目では受け取っていないことも明かし、フォックスとディズニーの秘密主義ぶりの違いにも言及。よって、第3作の物語については断片的にしか把握していないのだという。
3作目も前2作と大きな違いはないと明言したソーニは、「ライアン(・レイノルズ)が自分のバージョンを演じられないなら、これらの映画を作る必要はないと言えると思います」ともコメントし、こう続けている。
「彼は、このチャンスを掴んで全てを押し進め、間違いなくたくさんクールなことをやっていますから、僕は楽観的に構えています。彼とショーン(・レヴィ監督)は凄く相性が良いし、これまでに2人が2度にわたって成功させたコラボレーションを、この新しいバージョンでどのように実現させるのか、そして、この大きな環境で多くの要素を使ってどのようにして遊ぶのかを目にするのは、観客にとってエキサイティングなことだと思います。心からワクワクしているし、ライアン・レイノルズを過小評価するつもりはありません。」
これまでにライアン・レイノルズとショーン・レヴィ監督は、『フリー・ガイ』(2021)と『アダム&アダム』(2022)でタッグを組んでいる。さらに、第3作にはレイノルズ&ソーニをはじめ、盲目の老婆ブラインド・アル役のレスリー・アガムズ、ヴァネッサ役のモリーナ・バッカリン、コロッサスの声を演じるステファン・カピチッチ、Xフォースのメンバーであるピーター役のロブ・ディレイニー、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド役のブリアナ・ヒルデブランド、ユキオ役の忽那汐里といった常連組が続投するため、安定のチームワークを期待そうだ。
新キャストとして、ウルヴァリン役を再演するヒュー・ジャックマン、ヴィラン役として「ザ・クラウン」シーズン4でダイアナ妃役を演じたエマ・コリン、「キング・オブ・メディア」(2018‐)のマシュー・マクファディンが名を連ねる。
映画『デッドプール3(仮題)』は2024年11月8日に米国公開予定。
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Source:Comicbook.com