『ナイル殺人事件』10月23日公開決定 ─ 名探偵ポアロ、『オリエント急行殺人事件』に続く新たな難事件

『オリエント急行殺人事件』(2017)に続く、名探偵ポアロの新たな事件。アガサ・クリスティの傑作ミステリーを豪華キャストで映画化する、『ナイル殺人事件』が2020年10月23日(金)に日本公開となる。
事件の舞台となるのは、エジプトのナイル川を行く豪華客船。ピラミッドやアブシンベル神殿といったエジプトの名所をバックにした映像美は、観るものを極上のミステリー・クルーズへと誘う。「密室殺人」「登場人物全員容疑者」そして「予想だにしないトリック」。ミステリーの醍醐味が揃った『ナイル殺人事件』は、事件の謎だけでなく、人間の“心の謎”にも迫る一作だ。
エルキュール・ポアロ役として主演を務め、再び監督としてメガホンを取ったのは、『オリエント急行殺人事件』に続きケネス・ブラナー。新たな出演者として『ワンダーウーマン』(2017)のガル・ガドット、『君の名前で僕を呼んで』(2017)のアーミー・ハマー、『キャプテン・マーベル』(2019)のアネット・ベニング、『ブラックパンサー』(2018)のレティーシャ・ライト、「セックス・エデュケーション」(2019-)のエマ・マッキーら豪華な布陣が揃った。なお、製作総指揮はリドリー・スコットが務める。

「名探偵ポアロ」は、“ミステリーの女王”の異名を持つアガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今なお全世界で愛される人気シリーズ。なかでも本作の基となっている『ナイルに死す』は、アガサ自身が“トラベル・ミステリーで史上最高傑作”と称する出来栄えだ。アガサ・クリスティ生誕130周年、「名探偵ポアロ」シリーズ出版100周年というメモリアル・イヤーに、とうとう新たに映像化となってお目見えとなる。
シェイクスピア作品や『マイティ・ソー』(2011)『シンデレラ』(2015)など幅広いジャンルの映画を手がけてきたケネス・ブラナーは、自身が最も得意とする人間ドラマをどのように描いたのか。まったく先の読めない展開、謎解きのスリル、それぞれの思惑と愛、欲望、嫉妬が複雑に絡み合うミステリー・クルーズに注目したい。
映画『ナイル殺人事件』は2020年10月23日(金)全国ロードショー。