『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』アミリン・ホルド役、再登場に前向き

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)アミリン・ホルド提督を演じたローラ・ダーンが、同役の再演について尋ねられ、前向きな見解を示している。
この記事には、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)のネタバレが含まれています。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で、ファースト・オーダーの追撃によって窮地に立たされたレジスタンス艦隊。頼もしいアクバー提督も殉死し、レイア・オーガナは銀河に投げ出され昏睡状態となった。その代理人として、一時的にレジスタンスの指揮官に就任したのがアミリン・ホルドだ。
ホルドはレイアの旧友であり、彼女の信頼から成る人事だった。しかしポー・ダメロンら現場はこうした背景やホルドの意図を理解できず、指揮官と兵士は対立する形となった。やがてスター・デストロイヤーの猛攻撃に遭い、脱出用輸送船も全滅状態となると、ホルドは旗艦ラダスにひとり残り、艦体ごと“ハイパースペース特攻”でスター・デストロイヤーに神風攻撃。ホルドは自らの命を犠牲に、レジスタンス脱出のための陽動作戦を成功させたのだった。
劇中でホルドには英雄的な最期が用意されたが、“ハイパースペース特攻”は掟破りの技で、『スター・ウォーズ』に多くの矛盾を作る展開となった。ファンの間では、ホルドをめぐる描写については賛否両論となっている。
ホルド役を演じたのは『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』での『ジュラシック』シリーズ復帰も話題のローラ・ダーン。ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディの付き合いは長年にわたる。
そんなダーン、ホルド役を再演したいかと米Comicbook.comに尋ねられ、「えっと、それはキャスリーン・ケネディに聞いてみましょう。(『ジュラシック・パーク』の)エリー・サトラー役においても力になってくれた方ですよ」と回答。ルーカスフィルムの企画次第では、ホルド再登場もありえると言えそうだ。
『ジュラシック・ワールド』最新作でダーンは、クレア役のブライス・ダラス・ハワードと共演する。ハワードといえば「マンダロリアン」など『スター・ウォーズ』のドラマシリーズで監督を手掛けてもいる。もしもハワードが監督する『スター・ウォーズ』作品で再演できるとしたら?と尋ねられると、ダーンは「もちろん。いいですね。素晴らしいです」と前向きに答えた。
仮にダーンが再登場するとなると、『最後のジェダイ』に至るまでの前日譚がありそうだ。レイア・オーガナとの知られざる友情や共闘が描かれることがあるかもしれない。もしかしたら、実は“ハイパースペース特攻”を生き延びていた……なんて後日譚もありうる?
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Source:Comicbook.com