ピカチュウ役ライアン・レイノルズ、モーション・キャプチャーに挑戦 ─ 『名探偵ピカチュウ』舞台裏写真が米国で公開される

日本の超人気ゲーム「ポケットモンスター」史上初のハリウッド実写映画『名探偵ピカチュウ』からメイキング写真が米国にて公開された。
本作の大きな見どころは、『デッドプール』シリーズで知られるライアン・レイノルズがピカチュウの声を担当すること。今回の写真はライアンのInstagramにて公開されている。
「Pika-dots.」というキャプションが添えられているように、ライアンの顔にはモーション・キャプチャーの撮影に使用するドットが大量に描かれている。ライアンはピカチュウの声のみならず、表情のモーション・キャプチャーも担当している模様。公開された予告編で確認できるピカチュウの表情も、おそらくライアンの演技が反映されているものとみられる。
ライアンが写真を投稿したのは2018年12月30日(米国時間)だが、この写真がいつ撮影されたものかは不明。劇場公開まで半年を切った現在、ピカチュウのモーション・キャプチャーが追加撮影されている可能性もあるためだ。
ちなみに2018年6月の時点で、主人公ティム役を演じる『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)のジャスティス・スミスは、ライアンと脚本の検討作業を行ったことを明かしていた。
「ライアン・レイノルズとは1週間ご一緒しました。監督のロブ・レターマンと一緒に脚本についてじっくり考えて、キャラクターについて話し合ったんです。ライアンは本当に良い人で、ウィットに富んでいるんです。たとえ短い時間でも、彼との仕事はすごく楽しかったですよ。」
『名探偵ピカチュウ』
かつてポケモンのことが大好きだったティムは、父親ハリーがポケモンに関わる事件を追い、家に戻らなかったことをきっかけに父とポケモンを遠ざけるようになっていた。ある日、ハリーと同僚だったというヨシダ 警部から、ティムのもとに「父親が事故で亡くなった」との連絡が入る。人間とポケモンが共存する街・ライムシティへ向かったティムは、ハリーの部屋で、人間の言葉を話す名探偵ピカチュウと出会った。ハリーの相棒だったピカチュウは事故の衝撃で記憶を失っていたが、ハリーはまだ生きていると確信していて……。
主人公ティム役は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)のジャスティス・スミス、ヒロインのルーシー役はドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」(2017-)のキャスリン・ニュートン。ヨシダ警部役に日本人俳優の渡辺謙が起用されたほか、英国の名優ビル・ナイ、『フィフティ・シェイズ』シリーズなどで女優としても活躍する人気歌手リタ・オラも出演する。
監督・脚本は『グースバンプス モンスターと秘密の書』(2017)のロブ・レターマン。共同脚本は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)のニコール・パールマンが務めた。
映画『名探偵ピカチュウ』は2019年5月全国ロードショー。
『名探偵ピカチュウ』公式サイト:https://meitantei-pikachu.jp/
Sources: Ryan Reynolds, THR