『名探偵ピカチュウ』エンディングソングに「HONEST BOYZ®」が決定 ─ ファレル・ウィリアムスがプロデュース、客演はリル・ウージー・ヴァート

© 2019 Pokémon.
『ポケットモンスター』シリーズ初の実写映画『名探偵ピカチュウ』のエンディングソングを、5人組ヒップホップグループのHONEST BOYZⓇが担当することが決定。本作でハリウッドデビューを果たすことがわかった。
HONEST BOYZ®はLDH所属のヒップホップグループで、m-floやTERIYAKI BOYZで知られるVERBALをはじめ、EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSのNAOTO、EXILEのMENDY(関口メンディー)のほか、TERIYAKI BOYZのNIGO、DOBERMAN INFINITYのSWAYが参加している。
このたび『名探偵ピカチュウ』のエンディングソングに起用されるのは、新曲「ELECTRICITY featuring Lil Uzi Vert」。プロデュースは、自身も「Happy」など数々のヒット曲を手がけ、グラミー賞11冠に輝くファレル・ウィリアムスが担当。ビヨンセやアリアナ・グランデなどを手がける、プロデューサーとしても抜群の実力の持ち主だ。さらに全米チャート1位のラッパー、リル・ウージー・ヴァートも客演で参加する。
『名探偵ピカチュウ』のプロデューサーであるケール・ボーイターは、「VERBALから今回のHONEST BOYZ®とファレルのコラボについて聞いたとき、映画との繋がりを即座に感じました」と述べる。「彼らも日本から世界へと乗り込んでいる、才能溢れるフュージョングループです。私たちの映画にとっても、HONEST BOYZ®のもつワールドワイドなオーディエンスへリーチする素晴らしい取り組みになると思います」。
HONEST BOYZ®が起用されるのは、日本公開版のみならず、欧米やアジア、アフリカなど世界各国で配給される「オリジナル版」。リリースも海外メジャーレーベルからの配信が予定されており、この新曲で事実上の世界デビューを果たすことになる。
『名探偵ピカチュウ』
かつてポケモンが大好きな少年だったティムは、父親ハリーがポケモンに関わる事件の捜査から家へ戻らなかったことから、父とポケモンから距離を置くようになった。月日は流れ、大人になったティムに、父の元同僚であるヨシダ警部補から、父が事故で死亡したとの連絡が入る。複雑な思いを抱えたまま、人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かったティムは、父の部屋で名探偵ピカチュウと出会った。ハリーの相棒だったピカチュウは記憶を失っていたが、ティムにしか聞こえない人間の言葉を話し、しかも「ハリーはまだ生きている」と確信していて……。なぜ、ハリーは姿を消したのか。ライムシティで起こる事件の謎とは?

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見た目はカワイイのに、中身は“おっさん”。名探偵ピカチュウを演じるのは『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズ。ピカチュウの相棒ティム役には『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)のジャスティス・スミス、新米記者ルーシー役はキャスリン・ニュートンが起用された(日本語吹替版はティム役を竹内涼真、ルーシー役を飯豊まりえが担当)。また日本から渡辺謙(吹替も本人が担当)、さらにビル・ナイやリタ・オラ、スキ・ウォーターハウスらが出演する。監督は『シャーク・テイル』(2005)や『ガリバー旅行記』(2011)のロブ・レターマンが務めた。
映画『名探偵ピカチュウ』は2019年5月3日(金)日本先行公開。
『名探偵ピカチュウ』公式サイト:https://meitantei-pikachu.jp/