『ダイ・ハード』復活、ブルース・ウィリス再演CMが公開 ─ 排気ダクトや映画のキャラも再登場

世界一ついてない男、ジョン・マクレーンが帰ってきた!
ブルース・ウィリスの人気アクションシリーズ『ダイ・ハード』が、カーバッテリーのテレビCMで復活を果たした。ウィリスがマクレーンを再演している。
このCMは、『DieHard』の名を冠したバッテリーのためのもの。ジョン・マクレーンは切れたバッテリーを買うためカー用品店に向かうが、その途中、強盗グループの一員テオが再登場。悪党たちに行く手を阻まれたマクレーンは窓ガラスを打ち破ってカー用品店にダイナミック入店。『DieHard』バッテリーを手に入れて、「出口は他にないか」と尋ねると、店員が見上げたのは……。
『ダイ・ハード』でお馴染み排気ダクトをつたって脱出したマクレーンだが、そのまま車に轢かれてしまうという相変わらずの不運ぶり。しかし、その車を運転していたのは、映画でお馴染み、陽気なリムジン運転手のアーガイルだった。
「まだ運転してるんだな」「マック、シートが血で汚れちゃうよ!」なんてやり取りをする2人を、装甲車が銃撃しながら追ってくる。「あぁ、支払いが終わったばかりなのに……」アーガイルには気の毒だが、装甲車がリムジンに衝突。なんとか車内から抜け出して、バッテリー交換にたどり着いたマクレーン。その背後に忍びよる影をバッテリーでぶん殴って難を脱したかと思いきや、今度はクレーン車でテオが襲来。
バッテリーは銃で撃たれるが、マクレーンはそのまま車に取り付ける。実は『DieHard』バッテリー、高性能と耐久性を売りにしていて、銃で撃たれてもエンジンがかかることで知られるのだ。
『DieHard』バッテリーと共にアクセル全開で走り出すマクレーン。敵から奪った手榴弾をテオのクレーン車に投げ込み、大迫力の爆発シーンで華々しくフィニッシュだ。「イピカイエー!」「おい、そりゃ俺のセリフだぞ」。
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— Rumer Willis (@TheRue) October 17, 2020
このCMは2020年10月18日(現地時間)に公開されたもの。これに先駆けては、ブルース・ウィリスの娘ルーマー・ウィリスらが「#DIEHARDISBACK(ダイ・ハードが帰ってくる)」のハッシュタグと共にティーザー映像を続々とツイートしたことから、『ダイ・ハード』シリーズ新作映画の発表かとファンは色めきだっていた。実際はCM映像であったわけであるが、それでもジョン・マクレーンとは嬉しい再会となったことだろう。
ちなみに『ダイ・ハード』は、シリーズ第6作『マクレーン(邦題未定、原題:McClane)』が実際に企画中。1970年代を生きる20代のマクレーンと、現在60代となったマクレーンの物語が同時に描かれるとのこと。脚本は『ダイ・ハード4.0』(2007)を手がけたレン・ワイズマンが担当する。もしかしたら、このCM発表を機に、エンジンがかかり始めるかも……?