『魔法にかけられて2』11月24日に配信決定、予告編が公開 ─ 「いつまでも幸せ」を求めたジゼル、15年後は意地悪な義母に

ディズニー映画『魔法にかけられて』(2007)の続編『Disenchanted(原題)』が、邦題『魔法にかけられて2』として、2022年11月24日(木)にディズニープラスで独占配信されることが決定した。2022年9月9日(米国時間)、ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2022」にて発表された。
(編注:本記事は米国版予告編の公開後に執筆され、日本語版予告編・国内配信情報の発表後に改稿されたものです)
“いつまでも幸せではいられない(Happily Never After)”。ジゼル姫とロバートが結婚してから15年が経った今、ジゼルは街での日常にうんざりしていた。“もっとおとぎ話みたいな”生活を求め、ふたりは穏やかな郊外の街・モンローヴィルに引っ越すが、そこは地元のしきたりと、ご近所の主であるマルヴィーナ・モンローが目を光らせる場所。ジゼルはさらなる疎外感を感じてしまう。「いつまでも幸せ」な生活をなかなか見つけられないジゼルは、とうとうアニメーションの世界の王国・アンダレーシアの魔法に頼った。すると、街全体がおとぎ話の世界に突如変貌し、家族の幸せが危機にさらされてしまう。ジゼルは一刻も早く魔法の力を解き、そして自分たちにとっての「いつまでも幸せ」の意味を見つけなければならない。
予告編はジゼルとロバート、そして娘のモーガンがモンローヴィルに引っ越してくる様子から始まるが、冒険を求めるジゼルに対し、モーガンは「冒険じゃない、埋め立て地だよ」と一言。ジゼルは「冒険が埋まってるの」と言い直す。また、エドワード王子とナンシーが新居を訪れる様子や、ジゼルの天敵となりそうなマルヴィーナ・モンローの姿も。ジゼルは「“いつまでも幸せに”を探すのは人生で一番難しいこと。この世界は違う」と漏らし、エドワード王子は「世界が気に入らないなら、変えてしまえばいいんだ」と言い放つ。
ジゼルが願ったとおり、魔法のおかげで世界は変わったが、ジゼル自身にもその影響は及んでいるようだ。「私はおとぎ話みたいな生活を望んだ。だけど全部間違っていた、いや、正しかった」という台詞や、ロバートの連れ子であるモーガンを部屋に閉じ込める様子、さらには井戸に突き落とす様子など、その姿はもはやディズニー・ヴィラン。幸せを願っていたはずのジゼルだが、いつの間にか“いじわるな義母”に変貌している……。
出演者には前作から、ジゼル役のエイミー・アダムス、ロバート役のパトリック・デンプシー、エドワード王子役のジェームズ・マースデン、ナンシー役のイディナ・メンゼルが続投。新キャストとして、マルヴィナ・モンロー役を演じる人気コメディ俳優&声優のマーヤ・ルドルフ、娘のモーガン役を新たに演じるガブリエラ・バルダッチーノのほか、「コミ・カレ!!」(2009-2015)のイヴェット・ニコール・ブラウン、「glee/グリー」(2009-2015)のジェイマ・メイズらが加わった。
監督は『ヘアスプレー』(2008)や「glee/グリー」(2009-2015)のアダム・シャンクマン。原案を『P.S. アイラヴユー』(2007)のリチャード・ラグラヴェネーズ、『スマーフ』シリーズのデビッド・N・ワイスが手がけ、脚本を「ワンス・アポン・ア・タイム」のブリジット・ヘイルズが執筆した。音楽を担当するのは、前作に続いて名匠アラン・メンケン。製作総指揮には前作脚本家のバリー・ジョセフソン、バリー・ソネンフェルドらも名を連ねている。

映画『魔法にかけられて2』は2022年11月24日(木)よりディズニープラスで独占配信。
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