『インターステラー』マッケンジー・フォイ主演、ケイト・ウィンスレットが馬の声務めるリメイク版『黒馬物語』米Disney+で配信へ

『愛を読むひと』(2008)などのケイト・ウィンスレット、『インターステラー』(2014)などのマッケンジー・フォイ共演の新作映画『Black Beauty(原題)』が、ディズニーの配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて配信されることがわかった。米Disney+が発表している。
イギリス出身の女流作家アンナ・シュウエルによる原作小説『黒馬物語』(いずみ書房ほか)は、これまでに幾度も映像化されている。1994年には『シザーハンズ』(1990)脚本などで知られるキャロライン・トンプソンが監督を務めた『ブラック・ビューティー/黒馬物語』が製作された。
2018年5月に初報が伝えられた本作では、アメリカ西部の地で生まれた馬ブラックビューティー(ウィンスレット)と、両親を亡くした17歳の少女ジョー(フォイ)の間に生まれる絆が描かれる。悲しみに暮れるジョーは、捕らえられて家族から引き離されてしまったブラックビューティーと出会い、それまでの人生に変化が訪れることになる。
ウィンスレット、フォイほか共演者に、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)イアン・グレン、『ジョー・ブラックをよろしく』(1998)クレア・フォーラニが参加している。監督・脚本を務めるのは、『デザート・ストーム』(2016)などで知られるアシュリー・エイビス。製作には、『バイオハザード』シリーズやハリウッド版『モンスターハンター』(2021年米公開予定)などのジェレミー・ボルト、ロバート・クルツァーらが参加している。米配信日は決定していないが、2020年後半を目指しているとのこと。
2019年11月にアメリカにてサービス開始となったDisney+は、過去のディズニー関連作品の配信に加えて、「マンダロリアン」(2019-)などオリジナル・コンテンツの製作に力を注いでいる。本作同様に動物を主人公もしくはメイン・キャラクターとする映像作品としては、『トーゴー』(2019)や『名探偵ティミー』(2020)などが既に配信された。ほか今後にはアンジェリーナ・ジョリー、ブライアン・クランストン共演、ゴリラが主人公のアドベンチャー作品『The One and Only Ivan(原題)』などが控えられている。