ディズニー&ピクサー最新作『Luca』2021年夏に米公開 ─ 舞台はイタリア、少年と海獣が織りなす夏の冒険

ディズニー&ピクサーによる最新作『Luca(原題)』が、2021年夏に米国公開されることがわかった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。
本作はイタリアの海岸に面する街リヴィエラを舞台に、少年ルカが忘れられない夏を体験する物語。ルカは新たな親友と共に冒険に繰り出すことになるが、その親友の正体は海底に潜む別世界から現れた“海獣”だった。その事実が二人の友情に亀裂を生じていく……。
製作を務めるのは、『カーズカーズ/クロスロード』(2017)のアンドレア・ワーレン。監督は、『メリダとおそろしの森』(2012)と同時公開された短編アニメーション『月と少年』(2010)を手掛けたエンリコ・カサローサだ。この度、長編監督デビューを飾るカサローサは本作について、「私にとって極めて個人的な物語です」と説明している。
「私が育ったイタリア・リヴィエラが舞台となっているだけでなく、映画の核となるのが友情を称えるという部分にあるからです。子供時代の友情は、自分自身が将来どんなふうになりたいのかにも繋がると思うので。『Luca』の物語では、そんな友情の絆が中心として描かれます。」
なお、ピクサーの公式Instagramアカウントでは、本作のタイトルロゴやイラスト画像も公開された。岸の上から海へと大胆に飛び込む少年二人の姿が描かれたイラスト画像からは、二人の仲睦まじい様子が伺える。
ディズニー&ピクサー『Luca(原題)』は、2021年夏に米国公開予定。