「Disney+」2020年後半に日本展開へ ─ 有料会員数5000万人突破

米ディズニー独自の動画配信サービス「Disney+」が、2020年後半にも日本上陸を果たす意向が明らかになった。同社ケヴィン・メイヤー氏が表明したとして、米Varietyが伝えている。
Disney+は、2019年11月に北米で開始された配信サービス。ローンチから5ヶ月で、5,000万人の有料会員を獲得したと発表した。同サービスではディズニーの名作映画のみならず、ブランド傘下のピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、20世紀フォックス作品も配信されている。オリジナル・コンテンツにも注力しており、スター・ウォーズ初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」などが登場した。新型コロナウイルス感染拡大の昨今では、劇場公開を見送った作品をそのまま「Disney+」で配信させるなどの動きも見られている。
アメリカとカナダのほか、オランダ、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストラリア、フランス、スイス、インドで展開中。とりわけインドで好評を博しており、同国だけで800万人の有料会員を得ているという。日本展開に際しては、同時期にラテン・アメリカに向けてもロールアウトされる。
日本では、既にウォルト・ディズニー・ジャパンとNTTドコモが提携した同様サービス「ディズニーデラックス」が展開中で、Disney+オリジナル作品「マンダロリアン」などの受け皿となっていた。この2サービスの均衡に注目が集まる。
Source:Variety