人気RPG『ディビジョン』実写映画版、主演はジェイク・ギレンホール&ジェシカ・チャステイン ─ Netflix製作、ウイルス蔓延したニューヨーク描く

小説家トム・クランシー原案、世界的人気を誇るアクションRPG『ディビジョン』を映画化する『トム・クランシー ザ・ディビジョン(邦題未定、原題:Tom Clancy’s The Division)』がNetflixによって製作されることがわかった。2019年6月10日(米国時間)、原作ゲームの開発元Ubisoftが「E3 2019 Conference」にて発表した。
映画版『ディビジョン』で主演を務めるのは、『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)など数々の映画で多数の賞に輝くジェシカ・チャステインと、『ナイトクローラー』(2014)のジェイク・ギレンホール。ハリウッドで最も注目される、確かな実力と人気を兼ね備えた二人が起用された。
[Access Granted. Commencing Transmission]
Director @DavidMLeitch, @Jes_Chastain, and Jake Gyllenhaal are bringing Ubisoft’s The Division to Netflix. It’s the Tom Clancy high-stakes action you love, in the pandemic stricken Manhattan that offers no second chances. pic.twitter.com/cpi6JCp4EM
— NX (@NXOnNetflix) 2019年6月10日
ストーリーは原作ゲームを踏襲したものとなり、ブラック・フライデー[編注:11月第4木曜日の翌日]に新型ウイルスが蔓延した近未来のニューヨークが舞台。街は壊滅状態となり、大勢の人々が命を落としたことで、ついに社会の秩序は崩壊してしまった。しかし、“滅亡後”のために訓練されていた民間人の集団が、残された人々と世界を救うために立ち上がる。
監督を務めるのは、『アトミック・ブロンド』(2017)や『デッドプール2』(2018)を手がけた現代アクション映画の俊英デヴィッド・リーチ。人気シリーズ最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019年8月2日公開)にも抜擢され、その比類なき才能は保証済みだ。脚本は「エージェント・オブ・シールド」「CHUCK/チャック」を執筆してきたレイフ・ジャドキンスが担当する。
ジェシカ・チャステインは『X-MEN: ダーク・フェニックス』(2019年6月21日公開)、ジェイク・ギレンホールは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年6月28日公開)と、ともに大作ヒーロー映画の日本公開を控えている。もとよりボーダレスなフィルモグラフィをもつ二人は、自身の製作会社を通じて『ディビジョン』のプロデュースにも参加している模様。映画ファン、ゲームファン注目のプロジェクトがいよいよ動き出した。
映画『トム・クランシー ザ・ディビジョン(邦題未定、原題:Tom Clancy’s The Division)』の製作・配信時期は未定。