『シャイニング』続編『ドクター・スリープ』2019年冬公開決定 ─ US版予告編が到着、ユアン・マクレガー主演&スティーヴン・キング原作

ホラー小説の巨匠スティーヴン・キングによる同名小説を原作とする、映画『ドクター・スリープ』が2019年冬に日本公開されることがわかった(配給:ワーナー・ブラザース映画)。このたび謎めいたビジュアルとUS版予告編映像が公開された。
2013年に発表された原作小説『ドクター・スリープ』は、キングによる傑作『シャイニング』の続編として執筆されたもの。映画版では、かつて壮絶な過去を体験した息子ダニーの40年後をユアン・マクレガーが演じる。監督&脚本は、キング原作のNetflixオリジナル映画『ジェラルドのゲーム』(2017)を手がけたマイク・フラナガン。傑作ホラードラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」(2018-)を放った、現代ホラー界屈指の才能のひとりだ。
US版予告編では、『シャイニング』では幼かったダニーが大人になり、“誰か”と黒板を通して“会話”する場面から始まる。他愛ないやりとりが続いた日の夜、轟音で起こされたダニーは、鏡の先に“REDRUM”の文字を発見した。「あなたも魔法を使えるの?」。少女の問いかけに、ダニーは「この世は残酷で恐ろしい。僕らのような者は皆殺された」と語る。「子供の頃よく不思議なものを見た。僕はその力を魔法ではなく“シャイニング” と呼ぶ」。
雪に閉ざされたホテル、廊下で三輪車をこぐ幼き日のダニー、呪われた237号室、 バスタブの老婆、血のあふれ出すエレベーター、不気味な双子の姉妹。突如、家が斜めに傾きはじめ、ダニーは家の中を滑り落ちる。そして見つけたのは、“REDRUM”の文字が書かれ、破壊された扉。その中を覗きこむダニーは……。何度も見直したくなる、謎と“記号”に満ちた予告編だ。

1980年に鬼才スタンリー・キューブリックによって映画化された『シャイニング』は、閉ざされた雪山のホテルを舞台に、狂気にとらわれた男ジャックとその家族に襲い掛かる恐怖を描いた。あらゆる作品に影響を与え、今なお観客を魅了し続ける同作は、スティーヴン・スピルバーグ監督作品『レディ・プレイヤー1』(2017)にも引用されて話題を呼んだ“マスターピース”。惨劇を生き延びたジャックの息子ダニーは、何に出会い、そして何を知ることになるのか。
映画『ドクター・スリープ』は2019年冬、全国ロードショー。
『ドクター・スリープ』公式サイト:http://www.doctor-sleep.jp
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