『ドクター・ストレンジ/MoM』アメリカ・チャベス役、Zoomで大役への抜擢を告げられる ─ サプライズ発表に「衝撃すぎて固まりました」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、物語の鍵を握るキャラクター、アメリカ・チャベスが初登場する。演じるのは、2022年4月29日に16歳になったばかりのソーチー・ゴメス。世界から注目されるキャラクターにキャスティングされたとき、本人はどう感じたのだろうか?
Netflixシリーズ「ベビー・シッターズ・クラブ」(2020−)などで知られる新進気鋭の俳優、ソーチー・ゴメス。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のキャストオーディションをはじめて受けたのは、2020年2月のことで、13歳の頃だったという。2回目のオーディションは、その半年後に行われた。オーディション中、役柄は伏せられていたようだが、“魔術師”と台本に書かれていたことからゴメスは、『ドクター・ストレンジ』に関連したものであると推測していたとのことだ。その予想はまさしく的中したのである。
そんなゴメスふんするアメリカ・チャベスは、マルチバースの秘密を握る少女として本作に登場。マルチバースを行き来する特殊能力を持っているが、自らの意志でコントロールすることができずにいたチャベスは、敵から狙われようになり、壮絶な戦いに巻き込まれてしまう。別世界の脅威から逃れるべく、チャベスはあまたの世界を経て、ドクター・ストレンジと出会うことになる。
ドクター・ストレンジの運命を左右させるほどの重要人物だが、アメリカ・チャベスとして抜擢されることを初めて知ったとき、「あまりの衝撃に、固まってしまいました」と、Marvel.comのインタビューにてゴメスは明らかにしている。ゴメスはイギリスでのテストから2日後、Zoomにログインするようエージェントのステラ・アレックスから告げられたのだという。
「ログインすると、ステラが(キャスティング・ディレクターの)サラ・フィンと電話していたんです。ステラからサラが私に伝えたい大きなことがあると言われて、“ソーチー、MCUへようこそ!あなたがアメリカ・チャベスです”と告げられたんです。あまりの衝撃に、私は固まってしまいました。このことを受け入れるのに2週間ほどかかりましたよ。」
本作の製作総指揮であるビクトリア・アロンソは、アメリカ・チャベスのキャスティングにあたり、「何百人もの若い女性と会った後、このキャラクターにふさわしいソーチーにたどり着いたんです」と、Marvel.comの取材にて明かす。「ベネディクト・カンバーバッチ、ベネディクト・ウォン、エリザベス・オルセンらと肩を並べ、アメリカ・チャベスというキャラクターを新鮮な気持ちで体現できる人を見つけることができ、感激しました」としながら、「彼女の目には輝きがあったんです」と起用の理由を説明している。ティーンエージャーであるゴメスの等身大かつ自然な演技に注目だ。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は公開中。
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Source:Marvel.com