フローレンス・ピュー&ハリー・スタイルズ共演、『ブックスマート』監督新作の不気味すぎる新予告が米公開 ─ 理想郷の裏に隠された真実とは?

フローレンス・ピュー&ハリー・スタイルズ共演、サイコ・スリラー映画『Don’t Worry Darling(原題)』より新予告が米国公開された。不気味すぎる物語と映像に注目だ。
『Don’t Worry Darling』の舞台となるのは、ヴィクトリーという実験的な企業都市。この砂漠に囲まれた都市は、“ヴィクトリー・プロジェクト”という極秘計画が行われており、アリス(フローレンス・ピュー)とジャック(ハリー・スタイルズ)夫婦をはじめとする住人たちは、企業から安全で幸せな暮らしが保証されている。
まさしく理想郷のような都市で暮らす夫たちは日々、ヴィクトリー・プロジェクトを進める企業の本部で働き、一方の妻たちは、CEOのフランク(クリス・パイン)のパートナーであるシェリー(ジェンマ・チャン)たちとともに、このコミュニティの美しさ、豪華さ、そして道楽を満喫しながら毎日を過ごしている。企業は住人たちが求めるもの全てを満たし、完璧な人生を送れるようにしているのだ。その見返りとして住民たちが求められているのは、このコミュニティに対する疑いのない忠誠心だった。
色彩豊かな映像の詰まった予告編では、ヴィクトリーでジャックと幸せな日々を送る一方でコミュニティに対する疑問を抱き、楽園の正体を暴くために、アリスがフランクたちに刃向かうような姿が描かれている。「世界を変える」と口にするフランクは、ヴィクトリー・プロジェクトを通して何を世界にもたらそうというのだろうか。ユートピアというよりディストピアな雰囲気が漂う映像となっている。
本作の監督を務めたのは、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)で注目を集めたオリヴィア・ワイルド。俳優としても活躍する彼女は、本作に出演者としても参加している。予告編からも垣間見られる、美しくも恐ろしい映像を撮影したのは『ブラック・スワン』(2010)などのマシュー・リバティークだ。
映画『Don’t Worry Darling(原題)』は2022年9月23日に米国公開予定。
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