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ロバート・ダウニー・Jr.版『ドクター・ドリトル』豪華声優陣発表!トム・ホランド、セレーナ・ゴメス、ジョン・シナほか出演

ロバート・ダウニー・Jr
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14800476884

児童文学「ドリトル先生」シリーズをロバート・ダウニー・Jr.主演で再映画化する、『ザ・ヴォヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル(原題:The Voyage of Doctor Dolittle)』の豪華ボイスキャストがロバートのTwitterにて発表された。
2018年2月、本作には『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)で主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役としてロバートと共演したトム・ホランドらの出演が報じられている。このたび追加発表された声優たちも、いずれも現在のハリウッドを代表するそうそうたる顔ぶれだ。

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まずは出演がすでに伝えられているキャストからご紹介していくことにしよう。トム・ホランドが演じるのは犬のジップ。『ハリー・ポッター』シリーズのシビル・マクローニー役で知られるエマ・トンプソンはオウムのポリネシア、同じく『ハリー・ポッター』のヴォルデモート役や『KUBO/二本の弦の秘密』(2016)、『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』(2017)で声優を務めたレイフ・ファインズは虎のバリーを演じる。

新たに報じられた出演者のうち、注目は俳優・歌手として活躍するセレーナ・ゴメス、『ザ・ウォール』(2017)など映画俳優としての活躍めざましいプロレスラーのジョン・シナだろう。セレーナはキリンのベッツィー、ジョンはホッキョクグマのヨシを演じる。
またベテラン女優陣のキャスティングも魅力的だ。『ドリーム』(2016)や『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)などのオクタヴィア・スペンサーはアヒルのダブ・ダブ、『アサシン クリード』(2017)や『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』(2007)をはじめジャンルを問わず活躍するマリオン・コティヤールはキツネのチュチュ、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)のカルメン・イジョゴはライオンのレジーン、そして『ハリー・ポッター』マダム・マクシーム役の大御所フランシス・デ・ラ・トゥーアは「舞い上がるイチョウ(Ginko-Who-Soars)」と名付けられた謎のキャラクターを演じる。

さらに注目すべきは、テレビやインディペンデント映画などから頭角を顕してきた人材の起用でもある。ドラマ『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』(2015-)のラミ・マレックはゴリラのチーチー、映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017)で脚本家としてアカデミー賞にノミネートされたクメイル・ナンジアニはダチョウのプリンプトン、数々のテレビ番組やコメディ映画で爪痕を残してきたコメディアンのクレイグ・ロビンソンはネズミのフレミングを演じるのだ。

若手から大ベテランまで、オスカー俳優からコメディアン、歌手、脚本家まで、揃いに揃ったのはいずれも豪華かつクセの強そうなアンサンブル。ロバート・ダウニー・Jr.扮するドリトル先生はこのメンバーをいかに治療していくのか、演技のコラボレーションにも期待が高まる一作だ。
なお既報によると、実写の出演者にはアントニオ・バンデラスやマイケル・シーンが出演交渉に入っているという。ただし今回、そちらの続報は伝えられていない。

映画『ザ・ヴォヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』は2019年4月12日に米国公開予定。脚本・監督は、『トラフィック』(2000)の脚本や『シリアナ』(2005)の脚本・監督を担当したスティーヴン・ギャガンが務める。なんて渋い人選なんだ……!

Source: Robert Downey Jr.
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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