『デッドプール2』R指定映画の初日記録更新!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』監督、「グルートプール」でお祝い

2018年5月18日(現地時間)、映画『デッドプール2』が米国にて公開された。激しいバイオレンス・アクションとユーモアで映画ファン&コミックファンの心を射止めた前作(2016)に次ぐ本作は、早くも世界的に好スタートを記録している。
米ComingSoon.netによれば、『デッドプール2』は5月17日の前夜祭上映を含む公開初日の米国興行収入で5,330万ドルを記録。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)の5,040万ドルを抜いて、R指定作品としては史上最高の初日記録を達成した。
ところが「俺ちゃんのライバルは俺ちゃんだった」とでもいうべきだろうか。米Variety誌によれば、5月18~20日の米国オープニング興行成績では1億2,500万ドルを達成するも、前作『デッドプール』の1億3,240万ドルに次ぐR指定作品史上第2位の成績となったという。もちろん十分な結果なのだが、「前作超え」を至上の命題とされがちな続編映画である以上、米20世紀フォックス社にとっては厳しいスタートといっていいのかもしれない。
その一方で興味深いのは、『デッドプール2』にが思わぬ反応を示していることだ。
同じくVariety誌によれば、5月18~20日にかけての海外興収は1億7,600万ドルを記録。巨大市場である中国を含まずに優れた滑り出しを見せており、この数字は『X-MEN: フューチャー&パスト』(2014)を抜いてフォックス・インターナショナル史上最高のオープニング成績となる。『LOGAN/ローガン』(2017)が保持していたR指定作品の海外オープニング興収記録も更新した形だ。ちなみに、特に際立った成績をみせているのは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の人気ぶりも話題となったイギリス&韓国である。
ちなみに“R指定作品史上最高の初日記録”を受けて、主演のライアン・レイノルズはTwitterにて感謝を表明。マーベル・シネマティック・ユニバースにて『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを手がけるジェームズ・ガン監督は、真っ赤な「グルートプール」で好発進を祝福した。
#Deadpool2 pic.twitter.com/Dcq9oj5cYM
— Ryan Reynolds (@VancityReynolds) 2018年5月19日
Enormous congrats to @VancityReynolds, @DavidMLeitch, @RhettReese, @missmorenab & company on Deadpool 2 opening to what looks like over $130 million this weekend. Keep the fun stuff coming! pic.twitter.com/gRk3MGFmkA
— James Gunn (@JamesGunn) 2018年5月19日
衝撃の内容を含めて世界中で話題の、映画『デッドプール2』は2018年6月1日より全国ロードショー。
『デッドプール2』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/
Sources: ComingSoon.net, Variety(1, 2), Ryan Reynolds, James Gunn
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