ヒュー・ジャックマン、『デッドプール3』監督と面会 ─ 不在のライアン・レイノルズ、やっぱりイジられる

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『デッドプール3(原題)』の撮影を控え、ウルヴァリン役に復帰するヒュー・ジャックマンが、監督のショーン・レヴィと面会したことがわかった。ジャックマンがツーショット写真をInstagramに投稿し、企画の進捗を伝えている。
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『デッドプール3』は、おなじみデッドプール役のライアン・レイノルズと、ウルヴァリン役を再演するヒュー・ジャックマンの共演が楽しみな一作。ふたりはこれまでにも撮影に向けた準備や秘話をたびたび公開してきたが、ジャックマンはこの日、自宅にレヴィを招いた模様。マティーニと思われるカクテルグラスを手にする二人が、笑顔で肩を組む姿からリラックスした雰囲気が伝わる一枚だが、注目ポイントは添えられたキャプションだ。
「素晴らしいショーン・レヴィと充実した時間を過ごしました。ぶっちゃけると、彼がいないところで陰口を言っていました。 #becomingwolverineagain(もう一度ウルヴァリンに)」
直接的に名指しはしないものの、“彼”とは間違いなくレイノルズのことだろう。「陰口」と言ってももちろん本気ではなく、ファンにはおなじみのイジり合いだが、写真には映っていないレイノルズが顔をしかめたり、反撃に出ようとする姿まで目に浮かんできそうだ。ジャックマンは過去にもトレーニング風景を公開した投稿でレイノルズと張り合い、レイノルズも新作のタイトルが『ウルヴァリン・アンド・デッドプール』になったら嫌だとジョークを言っていた。きっと今後も二人の軽妙なやり取りは続いていくだろう。
もっとも、二人の根底にあるのは確固たる信頼関係と強い絆。『LOGAN/ローガン』(2017)をもって『X-MEN』(2000)から17年に渡ってウルヴァリンを演じ抜いたジャックマンが再度、ウルヴァリンを演じたいという想いに応えるべく、マーベル社長のケヴィン・ファイギに話を持ちかけ、実現するように奔走したのはレイノルズだ。ジャックマンも「今までで一番楽しい撮影になると思います」と意気込みを語るように、さらに進化したデッドプールとウルヴァリンを堪能できる作品となる期待が高まっている。
映画『デッドプール3(原題)』は2024年11月8日に米国公開予定。撮影は2023年5月1日からカナダ・バンクーバーで実施予定だ。