『デッドプール3』のウルヴァリンは「完全に新しい」とライアン・レイノルズ ─ これまでとは違うキャラクター像に?

一度はウルヴァリン役からの引退を表明したヒュー・ジャックマンが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に合流となる映画『デッドプール3(仮題)』でカムバックする。デッドプール役を再演するライアン・レイノルズが、いかにジャックマンに復帰を口説いたかを語っている。どうやら我々は、見たことのないウルヴァリンを目撃することとなりそうだ。
Entertainment Tonight Canadaのインタビューに応じたレイノルズによれば、ジャックマンには「彼が知っているキャラクターや、残してきたキャラクターから十分かけ離れていて、完全に新しいものを演じることになり、心から興奮できるものになる」と、復帰のための口説き文句を説明。
現時点では、『LOGAN/ローガン』(2017)の結末からいかにしてウルヴァリンが復活を遂げるのか、『デッドプール3』におけるウルヴァリン像やプロットは謎のベールに包まれている。だが、以前にジャックマンは「二役を演じる」と示唆しており、今回のレイノルズによる発言も併せると、旧20世紀FOXの『X-MEN』シリーズとは大きく異なるバージョンのウルヴァリンを目にすることになりそうだ。
とはいえキャラクター設定は変わっても、ウルヴァリンの最強スーパーヒーロー・ボディは変わらない……、いや、さらなるバルクアップが予想される。ジャックマンは、ダンベルを持ち上げてムキムキ盛り盛り筋肉をアピールした画像をSNSに投稿し、レイノルズにメンションする形で「彼はまだ46歳。僕のほうが年上。だけど競争じゃないから」とコメントし、堂々と張り合いながら宣戦布告。
今回のインタビューの冒頭でレイノルズは、ジャックマンとのバルクアップ競争について質問され、「努力していますよ。彼はビーストですから。彼は自分の身体に執着していますよね。あそこまで熱心な人に追いつくにはチャレンジを要しますが、楽しいですよ」と回答した。
この発言を含んだインタビュー動画が投稿されたEntertainment Tonight Canadaの公式Twitterには、ジャックマンが「(楽しい)というよりも恐怖で固まってる感じだね。(この映像の)自分を見た?」とコメントを書き込み、レイノルズをイジっている。シリーズ第3作でウルヴァリンがどう描かれるかは未知数だが、レイノルズ&ジャックマンの仲良しこよしケミストリーは、カメラが回っていない所でも抜群のようだ。
映画『デッドプール3(仮題)』は2024年11月8日に米国公開予定。
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Source:Entertainment Tonight Canada