『ドクター・ストレンジ』続編が正式発表、スカーレット・ウィッチ参戦 ─ MCU初の「怖い映画」、2021年5月米公開

マーベル・シネマティック・ユニバース作品『ドクター・ストレンジ』(2016)の続編となる、映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』が2021年5月7日に米国公開されることがわかった。米マーベル・スタジオが、ポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン(Comic-Con International: San Diego 2019)」にて正式に発表した。
Just announced in Hall H at #SDCC, Marvel Studios’ DOCTOR STRANGE IN THE MULTIVERSE OF MADNESS with Benedict Cumberbatch and Elizabeth Olsen. Scott Derrickson returns as director. In theaters May 7, 2021. pic.twitter.com/HtF68htiB1
— Marvel Studios (@MarvelStudios) 2019年7月21日
魅惑的な映像世界と世界観で人気を博した『ドクター・ストレンジ』は、長らく続編の製作発表が待望されてきた一作。スティーブン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ役にはベネディクト・カンバーバッチがもちろん復帰するほか、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンも登場。前作の主要キャラクターであるモルド役のキウェテル・イジョフォー、ヒロインのクリスティーン・パーマーを演じたレイチェル・マクアダムス、おなじみウォン役ベネディクト・ウォンの出演については現時点で告知されていない。
今回の発表によると、本作はDisney+にて配信されるスカーレット・ウィッチ&ヴィジョンのスピンオフドラマ「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」に直結したストーリーになるとのこと。コミコンの会場では、前作に続いて監督を務めるスコット・デリクソンが「MCU初の怖い映画を作ります」と述べ、ケヴィン・ファイギ社長も「PG-13指定です、好きになってもらえると思いますよ」と語ったという。ホラー映画の世界で実力を培ってきたデリクソン監督の手腕が、いよいよ全力で発揮されることになりそうだ。
ストーリーの詳細は不明だが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を受けて、タイトル通り、いよいよ「マルチバース」へと本格的に踏み込んでいく作品になることは間違いないだろう。続報に注目したい。
映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』は2021年5月7日に米国公開予定。
Source: Deadline