ライアン・レイノルズ、アーケードゲーム『ドラゴンズレア』実写映画版に出演交渉中 ─ 80年代の人気作、Netflixで甦る

『デッドプール』シリーズなどでお馴染みのライアン・レイノルズが、Netflix製作による、1980年代のアーケードゲーム『ドラゴンズレア』の実写映画版で主演・プロデューサーとして契約交渉中であることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
1983年にアメリカでリリースされた『ドラゴンズレア』は、主人公の騎士ダークを操作し、邪悪なドラゴンに囚われたダフネ姫の救出を目指すというストーリー。ディズニーでも活躍したアニメーター・プロデューサーのドン・ブルースが携わっており、ゲーム史上初めてアニメーションが本格的に導入された作品だ。当時のアメリカでは最も有名なゲームの一つであり、1980年代を舞台とする人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)にも登場している。
レイノルズは『名探偵ピカチュウ』(2019)のピカチュウ役や、自身がゲームの背景キャラと気付いてしまった男を描く映画『フリー・ガイ』(2020年8月14日公開)など、近頃ゲーム関連作品へ積極的に参加。現時点でレイノルズが演じる役柄については不明だが、ダフネ姫を救出する使命を担うダーク役の可能性が高いとみられる。
交渉が成立すれば、レイノルズは自身の製作会社Maximum Effortを通して、本作のプロデューサーに就任する。レイノルズの他には、『LEGO® ムービー』シリーズや『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)などの敏腕プロデューサー、ロイ・リーや、オリジナルのゲームにも携わったブルース、ゲイリー・ゴールドマン、ジョン・ポメロイも製作に参加。脚本は『スケアリーストーリーズ 怖い本』のダン&ケヴィン・ヘイグマンが担当する。
その他のキャストや撮影時期などは不明だが、もしかすると中世の鎧を着込んだレイノルズの勇姿を見れる日は決して遠くはないかもしれない……。続報に期待したい。
Source: The Hollywood Reporter