【ネタバレ】『ドクター・ストレンジ/MoM』ワンダ、もっとたくさん◯◯はずだった

この記事には、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。

ワンダ、まだまだ大暴れするはずだった
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、主人公のドクター・ストレンジがマルチバースの脅威に立ち向かった。そこでストレンジは、「ワンダヴィジョン」での一件を経て人里離れた地で1人暮らしていたワンダのもとを訪れる。かつて共に戦ったアベンジャーズの仲間の訪問を受けて、ワンダは思いもよらぬ形で物語に絡んでいった。
念には念をということで、あえて本編の詳細を記すことは控えるが、米Varietyの取材に応じたエリザベス・オルセンは、ワンダに関してとある裏話を明かしている。アベンジャーズ最強とも言われるワンダは、劇中で見られた以上の数の人間を手にかける予定だったというのだ。
「私は、もっとたくさんの人を殺すはずだったんです。それも辛いことですけどね。私も、“この人達は人間だけど、ワンダは彼らの命を奪っていいの?”って感じでした。ただ、私はバックルを締めなければいけなくて、彼らは皆ワンダの邪魔しているんだと思うようにしていました。」
上映時間2時間6分の本作は、初期段階の編集版では2時間40分ほどだったことがサム・ライミ監督によって明かされている。約35分がカットされたわけだが、そこにはワンダが「もっとたくさんの人を殺す」シーンも含まれていたのだろうか。
ちなみに、オルセンは「ワンダヴィジョン」の撮影時から『ドクター・ストレンジ/MoM』の展開を把握していたそうだが、ワンダに与えられた役割は予想外のことだったという。オルセンはファーストリアクションとして、「(ストレンジたちとの)アンサンブル的な感じで出ると思ってました」と話しながら、「“あらまあ、これをどうやって成立させれば良いの?”って感じでした」と当初の不安を語った。
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Source: Variety