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『ドクター・ストレンジ』モルド役俳優、サム・ライミ監督による続編に期待「何を仕掛けるのかワクワク」

Chiwetel Ejiofor speaking at the 2016 San Diego Comic Con International, for "Doctor Strange", at the San Diego Convention Center in San Diego, California. / Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28636821225/ ) / Remixed by ORIVERcinema

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ドクター・ストレンジ』(2016)の続編映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』で監督を務めるのは、『死霊のはらわた』シリーズなどで知られるホラージャンルの俊英サム・ライミ。かねてより「MCU初の怖い映画」と明言されている本作への期待が膨らむばかりだが、楽しみにしているのはファンだけではない。

バロン・モルド役で続投のキウェテル・イジョフォーも、「大好き」だというライミの監督就任への喜びの声を米Gamesradar+に伝えている。

「僕はサム・ライミ監督が大好きなんです。だから、彼が『ドクター・ストレンジ』の2作目を作ることにとてもワクワクしているんですよ。彼は自分のやることに豊かな想像力と情熱を注いでいます。このジャンルにおいて、ライミはまさに独創性があって影響力のある人物の1人です。」

ライミ監督といえば、言わずと知れたホラージャンルの先駆的なフィルムメーカー。弱冠22歳にして、いまや伝説のカルトホラーとして知られる『死霊のはらわた』(1981)を自ら執筆・監督、スプラッター・ブームの火付け役とまで言われる名作を世に送り出しているのだ。そんなライミ監督の作品に、イジョフォーも影響を受けているのだそう。「子どもの頃、『ダークマン』(1990)を観たのを憶えています。全てを超越していて、とても素晴らしかったです」と語っている。

映画『ダークマン』は、ライミ自らが原案・脚本・監督を務めたダークヒーロー映画。リーアム・ニーソン演じる主人公が、ギャングの襲撃を受けて心身共に変わり果てた姿となり、闇に潜む復讐鬼ダークマンとして変貌を遂げていく物語が描かれた。後に『スパイダーマン』シリーズでさらに名を馳せることになるライミの独創性に富んだ1作として、『死霊のはらわた』同様にカルト的な人気を得ている。

こうしたライミのオリジナリティ溢れる作品作りに、イジョフォーも期待しているのだろう。「ライミは素晴らしいマインドを持っていて、そのマインドをかなり独自のやり方で物語へと持ち込むことができるんです」とイジョフォー。「そしてそれは、『ドクター・ストレンジ』が創り出してきた世界にぴったりだと思います。この世界でライミが何を仕掛けるのかワクワクしています」。

『ドクター・ストレンジ』続編には、イジョフォーのほか、主演のベネディクト・カンバーバッチとウォン役のベネディクト・ウォンも続投。MCU作品からはワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンが登場する。脚本は新鋭ジェイド・バートレット、MCUドラマ「ロキ(原題:Loki)」のマイケル・ウォルドロンが執筆。前作監督のスコット・デリクソンは企画途中に降板し、製作総指揮として名を連ねている。

映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』は2022年3月25日に米国公開予定。新型コロナウイルスの影響を受け、撮影開始の正確な目処は立っていない。

Source: Gamesradar+

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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