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『ドクター・ストレンジ』続編、撮影が一時中断 ─ イングランド全土ロックダウン受けて

ドクター・ストレンジ
Photo by DAVID HOLT https://www.flickr.com/photos/zongo/30548539612/ Remixed by THE RIVER

英イングランドで発出された通算3度目のロックダウン措置を受けて、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ドクター・ストレンジ』(2016)の続編映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』の撮影が一時中断されたことがわかった。出演者のひとり、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンが明かしている。

本作の撮影は2020年10月末〜11月初旬頃よりイギリスで開始されており、後から合流予定だったオルセンも2020年内の参加を明かしていた。以降、順調に進められていたと見られる撮影は、イングランド全土に発令されたロックダウンにより、中断を余儀なくされてしまったようだ。

米コメディアン、ジミー・キンメルがホストを務めるトーク番組にイギリスからリモート出演したオルセンは、現在の撮影状況について聞かれると、「ここでは医療崩壊が迫っているので、それが落ち着くまでは仕事に戻れないですね」と返答。「安全に過ごしていて、(屋内で)働けていることに本当に感謝です」と、現在は滞在先で仕事に励んでいることを明かした。「ディズニーのおかげで隔離期間でも忙しいですから」。

イギリス政府はイングランドでのロックダウン発出にあたり、ビジネス分野における規制事項を発表済み。しかし、「映画あるいはテレビの撮影を目的とする」ビジネス行為は免除としている。つまり、規則に沿えば本作は撮影が可能ということになるのだ。とはいえ、上述のオルセンの発言の通り、イングランドの医療機関では医療崩壊が懸念されているため、ディズニー側の判断により撮影が中断されたと見られる。

このほか、英国ではDC映画『ザ・バットマン』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3作、Netflixオリジナルシリーズ「ウィッチャー」シーズン2の撮影などが進められていた模様。ロックダウン発令以降、いずれの作品における撮影の進捗状況は定かでない。

映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』は2022年3月25日に米国公開予定。

Source: Jimmy Kimmel Live, UK Government

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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