『DUNE/デューン』の世界がサンドアートに、日本発のプロ集団「SILT」による特別ムービー

2021年10月15日に待望の封切りを迎える映画『DUNE/デューン 砂の惑星』は、その名の通り見渡す限り「砂」だらけの惑星を舞台にしたSF超大作だ。砂にまつわる作品ということで、スペシャルサンドアートムービーが制作された。このたび、完成までの緻密なプロセスを捉えた貴重な映像が到着した。
このたび『DUNE/デューン』とコラボレーションしたのは、サンドアート界を牽引するサンドアート集団・SILT(シルト)。『DUNE/デューン』とドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の大ファンだったというSILTの代表を務める船本氏は、サンドアート製作に「ご依頼を頂いて感激でした!」と即快諾だったという。
サンドアートムービーで切り取られるのは、作中の印象的なシーンの数々。砂の一粒一粒が微細に配置されながら構成されている。作画作業には、1枚につき3〜4時間ほど費やしたのだとか。主人公ポール役を演じるティモシー・シャラメの美しい顔が形作られ、その傍らにチャニ役のゼンデイヤと並んだカットや、今にも吸い込まれそうなサンドワーム、深淵なる宇宙、ダンカン役ジェイソン・モモアの鬼気迫るナイフアクションシーンなどが、“砂のみ”で彩られている。『DUNE/デューン』の世界観を余すことなくサンドアートに昇華した作品が完成した。

2012年、リーダーの船本恵太がSILTを結成。世界初の複数名によるサンドアートのスタイルを確立した。米国の人気ポップデュオA Great Big Worldのグラミー賞受賞曲「Say Something」のサンドアートMVや、アスタナ万博に日本代表として出演する等、グローバルに活動を展開。嵐、乃木坂46等のMVやライブ用演出映像の制作も手掛けている。
映画『DUNE/デューン 砂の惑星』は2021年10月15日(金)全国公開。