『DUNE』続編、黒幕の宇宙皇帝役にクリストファー・ウォーケン決定 ─ フローレンス・ピューと親子役に

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編『Dune: Part Two(原題)』に、『ディア・ハンター』(1978)や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)で知られる大御所俳優クリストファー・ウォーケンが出演することが決定した。宇宙皇帝シャダム4世役を演じる。米Deadlineが報じている。
シャダム4世は、ハルコンネン家と手を組みアトレイデス家の没落を裏で画策する宇宙皇帝。1984年のデヴィッド・リンチ版では、『シラノ・ド・ベルジュラック』(1950)などで知られたホセ・フェラーが、2000年のテレビドラマ版では『007』シリーズなどのジャンカルロ・ジャンニーニが演じた。
主演のティモシー・シャラメをはじめとする前作のキャストに加え、続編では『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)や、2022年7月公開の『エルヴィス』で主演を務めるオースティン・バトラーがフェイド=ラウサ役、『ミッドサマー』(2019)『ブラック・ウィドウ』(2021)などのフローレンス・ピューがシャダム4世の娘であるイルーラン姫役で新たに出演する。ウォーケン演じるシャダム4世の発表により、続編のメインキャストはひとまず揃ったものと思われる。
監督にはドゥニ・ヴィルヌーヴが続投。ドゥニは第1作のジョン・スペイツと共に脚本を兼任した。撮影開始は2022年秋の予定。現在はハンガリー・プダペストでプリプロダクション(撮影前準備)が行われている。
映画『Dune: Part Two(原題)』は、2023年10月20日に米公開予定。
▼『DUNE/デューン 砂の惑星』 の記事
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