『アベンジャーズ』マーク・ラファロ主演、企業告発の実話映画にアン・ハサウェイとティム・ロビンスの出演が決定

『アベンジャーズ』シリーズなどのハルク役で知られる俳優マーク・ラファロが主演する、トッド・ヘインズ監督の最新作(タイトル未定)にアン・ハサウェイとティム・ロビンスが出演することがわかった。米Deadlineなどが伝えている。
映画の原作となるのは、米New York Timesの記事「デュポン史上最悪の悪夢となった弁護士(The Lawyer Who Became DuPont’s Worst Nightmare)」。本作は、米国の化学企業デュポンによる環境汚染を告発した弁護士ロバート・ビロットの実話である。なお、ハサウェイとロビンスの役どころは2019年1月11日現在発表されていない。
マークのほかに出演が決定しているキャストは、『バイス』(4月5日公開)のビル・キャンプ、『アルゴ』(2012)のヴィクター・ガーバー、ドラマ「アフェア 情事の行方」(2014-)のメア・ウィニンガム、ドラマ「グッド・プレイス」(2016-)のウィリアム・ジャクソン・ハーパー、『インデペンデンス・デイ』(1996)のビル・プルマンだ。
製作は『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)を手がけた米Participant Mediaが担当し、マーク・ラファロはプロデューサーを兼任する。脚本を執筆したのは『ワールド・ウォーZ』(2013)や『バーニング・オーシャン』(2016)のマシュー・マイケル・カーナハンで、新鋭作家のマリオ・コレアが改稿にあたっているとのこと。なお物語の主人公であるロバート・ビロット本人が作品の監修を務める。
本作を監督するトッド・ヘインズは『キャロル』(2015)で第68回カンヌ国際映画祭のクィア・パルム賞を受賞している。出演が決定したアン・ハサウェイは『レ・ミゼラブル』(2012)で第85回アカデミー賞助演女優賞を受賞、同じくティム・ロビンスは『ミスティック・リバー』(1994)で第76回アカデミー賞助演男優賞を受賞している。

マーク・ラファロ主演、トッド・ヘインズ監督による新作映画(タイトル未定)の公開時期は不明。2019年1月より撮影開始が予定されている。