『ベイビー・ドライバー』エドガー・ライト監督、再び新作映画に着手 ─ 映画監督と女優の幽霊がタッグを組む物語

『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)『ベイビー・ドライバー』(2017)などで知られるエドガー・ライト監督が、2020年に入って三度目の新作映画の企画を発表した。「サタデー・ナイト・ライブ」(1975-)のサイモン・リッチが執筆した短編小説『ステージ13(原題:Stage 13)』の映画化で監督・製作総指揮を務めることが、米Deadlineにて報じられている。
『ステージ13』は、何十年に渡ってサイレント映画時代の女優の幽霊が取り憑く、所謂いわく付きの撮影所を舞台にした作品。ある日、女優の幽霊が悪戦苦闘中の映画監督の前に現れる。意外な共通点を見つけた二人が、成功するためにタッグを組むという筋書きだ。製作にはリッチの他、『レ・ミゼラブル』(2012)のティム・ビーヴァン&エリック・フェルナー、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(2013)など、ライト監督作品を数多く手掛けてきたナイラ・パークが参加している。
ちなみに、エドガー・ライト監督の次回作は自身初のサイコホラー/スリラー映画『ラスト・ナイト・イン・ソーホー(原題:Last Night in Soho)』で、米国公開を2021年4月23日に控えている。その他、異色のSF小説『Set My Heart To Five(原題)』やベストセラー小説『ザ・チェーン 連鎖誘拐』(早川書房)の映画化、そして『ベイビー・ドライバー』の続編も準備中だ。続々と控える新作映画に注目せずにはいられない……。
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Source: Deadline