【ネタバレ】『アベンジャーズ/エンドゲーム』キャプテン・アメリカの新事実、ラストの◯◯が判明

この記事には、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれています。
キャプテン・アメリカ、ラストの年齢は
このたび明らかになったのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラスト、“現代”である2023年に戻ってきたスティーブ・ロジャースが何歳なのかということ。そして、ラストシーンの年代はいつなのかということだ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、トニー・スターク/アイアンマンとともに、スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカの物語にもひとつの区切りをつける物語となった。サノスを倒したのち、スティーブは過去から集めてきた6つのインフィニティ・ストーンをあるべき場所に戻すため、量子トンネルを通って再び過去へと向かう。しかし、ブルース・バナー/ハルクがスティーブを呼び戻そうとしても、その姿はマシン上には現れなかった。
その代わりにスティーブは、ブルースやサム・ウィルソン/ファルコン、バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーからは少し離れた湖のほとりに帰ってきた。もっとも、その姿は変わっていた。自分の仕事を終えたのち、スティーブは「トニーが言ってくれていたような」人生を探すため、過去にとどまったのだ。今ではすっかり年老いたスティーブは、キャプテン・アメリカの象徴である盾をサムに託す。その指に光る結婚指輪を見つけたサムが「彼女の話をしてくれる?」と問うと、スティーブは「やめておこう」と微かに笑顔を浮かべた。そして映画のラストシーンは、1940年代のものと思しき、どこか古い時代。1945年の楽曲「It’s Been A Long, Long Time」が聞こえてくる家の中で、スティーブとペギー・カーターが静かにダンスをしている。
一連の脚本には、まず「ベンチに座った男がハドソン川を見つめて」いて、少し離れたとこからサムがその姿を見つけることが記されている。そして、サムが「やあ、キャップ」と声をかけた後のト書きには「男が振り返る。スティーブ・ロジャース、112歳だ」とあるのだ。繰り返す。スティーブ・ロジャース、なんと112歳なのである。
マーベル・シネマティック・ユニバースのスティーブ・ロジャースは1918年生まれなので、仮にスティーブが生年に沿う形で過去に戻っていたとすれば、2023年時点では105歳。しかし本作では、7年ぶんの誤差をもって2023年に帰ってきたことになる。もっとも、スティーブにはそもそも冷凍睡眠状態にあった期間があるほか、劇中で描かれていないタイムトラベルの詳細はわからないため、実際に何年生きたのか、何をもって年齢としてカウントするのかは定かでないところもある。いずれにしろ「112歳」という年齢であの若々しさは、おそらく超人血清の賜物であろう。
なお、同じく脚本によれば、ラストシーンでスティーブとペギーがダンスを踊っているのは「1949年のワシントンD.C.」。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)でスティーブが冷凍状態に入ってから4年後、ペギー・カーターが主人公のドラマ「エージェント・カーター」シーズン2(2016)で描かれた1947年からは2年後にあたる。
ともあれ、『エンドゲーム』のラストで112歳として帰ってきたスティーブは、その後何歳まで生きることになるのか。なお、キャプテン・アメリカ不在の世界で新たに繰り広げられる物語は、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」で描かれる。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によれば、このシリーズは、まさしく112歳のスティーブがサムに手渡した盾の「継承」がテーマになっているそうだ。
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Sources: Avengers: Endgame (Script), ComicBook.com