『アベンジャーズ/エンドゲーム』チケット高額転売、アメリカで相次ぐ ─ 100万円を超える入札も

発売開始後わずか6時間で『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)の記録超え、販売サイトはサーバーダウンや接続トラブルが相次ぐなど、爆発的な売れ行きを見せている『アベンジャーズ/エンドゲーム』の前売りチケットが、アメリカで早くも転売屋の毒牙にかかった。
ebayで転売相次ぐ
米ネットオークションサイト大手のeBayを見てみよう。”Avengers Endgame Ticket”で検索すれば、不正な転売出品が続々と現れる。商品ページにはチケット画面や、座席指定画面のスクリーンショットが掲載されている。即決価格はピンキリで、日本円で1万円以上はザラ。2万円〜10万円程度の出品が多数確認できる状態だ。
驚くべきことに、100万円を超える出品も発見された。2019年4月28日、ニューヨークはブロードウェイに位置するAMC 84th Street 6の中央列2席分というこの出品には、なんと本記事時点で1名がおよそ102万円(9,199ドル)で入札を行っているのだ。本作はアメリカで26日公開なので、このチケットは公開初日ですらないはずなのだが…。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』前売りチケットは、前述の通り購入希望が殺到したため争奪戦状態に。発売後8時間で『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の初週成績の約2倍の売上を記録したという同チケットのために、大手映画館チェーン「AMC Theatres」のウェブサイトは発売直後から発生したサーバーダウンがおよそ6時間も続いたほどだ。
いくらチケットを死守したいからといって、転売は売るのも買うのもルール違反。日本でも4月26日の公開直前にはチケット争奪戦が予想されるが、各劇場には転売対策の本格化が求められる。
もちろん、ファンも転売行為には絶対に関わってはいけない。不正な横流しに手を染めるとどうなるかって?『スパイダーマン/ホームカミング』(2017)のトゥームスのように、いずれ粛清されるべきだろう。
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Source:ebay