『アベンジャーズ/エンドゲーム』ソー役クリス・ヘムズワースの「推しシーン」が判明

そこか。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』より、ソー役クリス・ヘムズワースの「推しシーン」が判明した。米マーベル・エンターテインメントの公式Twitterにて、米国でのプロモーション映像が公開されている。
この記事には、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれています。
.@ChrisHemsworth tells us his favorite scene in Marvel Studios’ #AvengersEndgame! Bring home the biggest movie ever today: https://t.co/j6WuDxta3D pic.twitter.com/Tuuswttc3n
— Marvel Entertainment (@Marvel) August 5, 2019
約3時間という長尺の『アベンジャーズ/エンドゲーム』から、『マイティ・ソー』(2011)以来ソー役を演じてきたヘムズワースが選んだのは、崩壊したアベンジャーズ本部でヒーローたちとサノス軍が最終決戦に臨むシーンだ。ついにソーの武器を操れるようになったスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカがストームブレイカーで敵を打ち払っていたところ、ソーが「そっちは俺にくれ、小さいのをやる」と一言、手に持っていたムジョルニアとストームブレイカーを交換する場面だ。やや意外にも思えるが、いかにもヘムズワース好みらしいユーモアが炸裂する一瞬である。
キャプテン・アメリカとソーの組み合わせは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のワカンダ戦にもあり、その時も観客の笑いを誘うせりふが用意されていた。『エンドゲーム』では、キャプテン・アメリカがムジョルニアを手にする展開によって前作以上の見せ場となっている。アンソニー&ジョー・ルッソ監督は「スティーブがハンマーを操るドラマと、サノスを30秒くらいボコボコにする展開を作れば、みなさん興奮するだろうと思ったんです」とコメント。二人は、キャップが『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)当時からムジョルニアを持ち上げられたと解釈しているそうだ。
ちなみにムジョルニアを操ることになるのは、どうやらキャプテン・アメリカが最後ではないらしい。『マイティ・ソー』シリーズの第4作として製作される『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』では、ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが“女性版ソー”としてシリーズに復帰、ムジョルニアを手にするというのだ。ちなみに同作を手がけるタイカ・ワイティティ監督は、ジェーンのソーを「女性版ソー」ではなく「マイティ・ソー」と呼んでいる。ヘムズワース演じるソーと区別するために“女性版”と記したものの、きちんと「マイティ・ソー」と敬意をもって呼ぶようにしたい。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』MovieNEXは2019年9月4日(水)発売。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html