『アベンジャーズ/エンドゲーム』新映像追加版、米国で公開決定 ─ 新たなポストクレジットシーンに「サプライズ」

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の、新たな映像を追加した別バージョンが米国にて公開されることがわかった。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明かした。
2019年6月19日現在、ケヴィン社長は次回作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のプロモーションにてロンドンを訪問中。米ComicBook.comのインタビューにて、現在公開されているバージョンには含まれない映像を追加した、新たなバージョンの製作に取り組んでいることを認めた。このバージョンが米国の映画館で上映されるのは「来週末(next weekend)」とのこと。ちょうど日本では『ファー・フロム・ホーム』が公開される6月28日(金)ごろから、本国では新バージョンが上映されるとみられる。
ケヴィン社長によると、『アベンジャーズ/エンドゲーム』新バージョンは、本編に新たな映像を追加した「完全版」ではないという。米Screen Rantでは、このバージョンについて、もう少し具体的に語られている。
「完全版(extended cut)ではありませんが、映画の最後に新たなものをいくつか追加して、マーケティングをもう一押しするバージョンが劇場にやってきます。映画をクレジットの後まで観ていただくと、削除されたシーン、ちょっとした贈り物(tribute)、そしていくつかのサプライズがありますよ。」
現在、『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、全世界興行収入において、歴代新記録を樹立すべく、ランキング1位の『アバター』(2009)を追いかけている状況だ。6月17日(米国時間)時点で、世界興収の差額はわずか4,455万ドル。しかし、この“わずか”を埋めるのは難しいのではないかとも予測されていた。ここにきて新バージョンを上映するのは、いわば“裏技”だが、これにて記録更新は確実なものとなるだろう。「マーケティングをもう一押し」とは、ケヴィン社長も実に正直である。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html
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Source: ComicBook.com, Screen Rant